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イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ

ウェールズ語ではウェールズの事をカムリ(仲間)と言います。歴史深いウェールズに触れて下されば嬉しいです

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名古屋城についてみんなが知らない三つの事、とウェールズのお城との関連

ウェールズの歴史 ウェールズのお城 日本の歴史

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地元の歴史サイトにはあまり足を運ばないなあ。行ったことあるけど、だいぶ昔に行ったっきりでよく覚えていないなあ~名古屋地区住んで久しいですが、僕にとって名古屋城はそんな存在でした。

 

友人がガイドをしてくれるということで、名古屋城の隠された仕掛けを見つけるツアーに参加しました。行く前からどんな秘密が分かるのだろうか?とワクワクしていました。

 

単に天守閣の中を見るという楽しみ方ではなく、このお城のこの部分はこんな意味があるのだ!と説明を聞きながら「お城自体を体験する!」ということがこんなに楽しい事なのか!と思いました。結局天守閣内の展示物は全くみることなく、しかし冒険しているようでとても充実感・満足感のあるお城の見方でした。

 

 面白いエピソードばかりで全部書きたいところですが、特に僕が気になった三つの事をご紹介します。

 

だんご三兄弟??

②入口のない天守閣??

③最先端の○○?

 

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だんご三兄弟??

この石垣に刻まれたマークは何だかわかりますか?

だんご三兄弟?ひょうたん?軍配?

 

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真ん中左の石にだんご三兄弟

 

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真ん中にひょうたん?

 

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真ん中付近に、行司の軍配? 

 

これは刻紋と言って、名古屋城の建築工事を担当した各大名たちは、石垣の材料を各地から苦労して取り寄せて、その石材の紛失や盗難を防ぐため「これは俺の石だ!」と紋章を刻印して所有者を明確にしたそうです。因みにだんご三兄弟は、ひょうたんも、軍配も前田家の刻紋のようです。名古屋城の石垣には300400種類もの刻印があり、ウォーリーを探せ!みたいで全部探すのも面白そうですね。

 

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 とても分かりにくいですが、中には「加藤肥後守内 小代下総」と記された、加藤清正の石もありました。(真ん中の石に横向きに掛かれています)

 

 

入口のない大天守閣??

金のシャチホコがある大天守閣は入口がありません!

どうやって入るのか?なぜ入口がないのか?

 

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 隣に小さな小天守閣があり、大天守閣とは地下で繋がっています。まず小天守閣から入り、地下を通って大天守閣に行くのです。当時名古屋城は徳川勢力の最西端にあたり、西や北からの豊臣勢力に攻められる可能性があり、その防御のために複雑な構造になっています。名古屋城の各門の入り口がぐねぐね曲がっていたり、大通りに直結した所に正門が無かったり、さまざまな工夫がされています。

 

 ③最先端の〇〇?

当時ヨーロッパで最先端の構造は星形の6角形の構造で、この構造が敵からの防御にとても強いそうです。徳川の敵である豊臣の大阪は北西方向で、この部分は星形の構造が取り入れられています。

 

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ヨーロッパの星形構造のお城

 

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名古屋城の構造。写真左上の角が星形の1つに似ている。 

 

この星形構造のお城は僕もウェールズで見たことがありました。

 

ウェールズにも美しい星形の6角形の世界遺産がある!

僕の好きなウェールズのお城の一つを紹介します。ウェールズ北西部のアングルシー島にあるビューマリス城(Beaumaris Castle)です。六角形と四角形の美しい二重環状城壁で(シンメトリー構造)、中世ウェールズの最も洗練された城と言われています。1986年に世界遺産に登録されています。ウェールズの北に位置し、グレートブリテン島アングルシー島の間にあるマナウ海峡に面しており、お城も景色も名前の通りビューティフルです。

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星形の6角形構造がよくわかる上空写真

 

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 西側からの美しい写真

 

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ビューマリス城の観光パンフレット (お城は街の右端)

 

ビューマリス城の歴史については、

1282年にイングランド王のエドワード一世がウェールズを征服し、ウェールズに対して威厳を示すためとウェールズの反乱を監視するために1295年に建築開始されました。

この時期にウェールズを監視する同じ目的で、エドワード一世はウェールズの各地に多くの城を築きアイアンリングと呼ばれています。しかしスコットランド遠征のため資金不足となり、ビューマリス城は未完成のままです。当時お城を作るのにどのくらいの資金が必要だったのか?以前のブログをみて下さいね。

www.rekishiwales.com

 

 

 

ウェールズの外部お城サイトはここにあります。

http://www.castlewales.com/beaumar.html

 

最後まで読んでくださり有難うございました。

 

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