イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ

ウェールズ語ではウェールズの事をカムリ(仲間)と言います。ウェールズの歴史と、ウェールズとの関わりが深いアーサー王についてのページです

MENU

新たなストーンヘンジの作り方の謎に迫る!ストーンヘンジは再利用?

f:id:t-akr125:20160727201921j:plain

 

f:id:t-akr125:20161211142909p:plain(17.8.22更新)

ストーンヘンジの作り方の謎がまた一つ解けてきました。ストーンヘンジに使用されている数トンの巨石の多くはウェールズの丘から運ばれてきました。 

このウェールズから運ばれてきた巨石を調査すると多くの事が分かり、さらにストーンヘンジのさらなる謎が出てきました。

ロンドン大学マンチェスター大学ウェールズ国立博物館など、多くの機関での研究調査)

 

f:id:t-akr125:20160726231356j:plain

 

 

ストーンヘンジの謎?巨石はどうやって切り出したのか?

 

f:id:t-akr125:20161210161513p:plain

ストーンヘンジを構成するブルーストーンとドレライトと呼ばれる巨石たちは、ストーンヘンジから225㎞の離れた、ウェールズのペンブロークにあるウェールズの丘から運ばれてきたことが分かりました。ブルーストーンはCraig Rhos-y-felin、ドレライトはCarn Goedogと呼ばれる場所からです。

 

f:id:t-akr125:20160727202126j:plain

 

 

f:id:t-akr125:20161213223417p:plain

そんな遠くから運ばれていたんですね。人が運んできたと考えると大変な作業だったのでしょうね。

 

f:id:t-akr125:20161211142909p:plain

巨石たちはどの様にして、切り出して運ばれたのかはよく分かっていませんでした。ところが調査するにつれ比較的に簡単に切り出されていたと推測されました。

 

f:id:t-akr125:20161213223417p:plain

岩って簡単に切れるものですか?古代の力で?

 

f:id:t-akr125:20161211142909p:plain

プレセリの丘の石切り場を調査すると、岩は自然の中で柱状になっていることが分かりました。ストーンヘンジに使われていた巨石は、穴などが石切り場の石と形状などが一致するそうです。

 

f:id:t-akr125:20161213223417p:plain

なるほど~

 

f:id:t-akr125:20161211142909p:plain

そして、岩はこんな方法で切り出されていたんですよ。岩の隙間に木製のくさびを打ち込んで、雨が降った時にくさびは膨張するので、その力で岩を最小限の力で引き抜いていたようです。

 

f:id:t-akr125:20161213223417p:plain

古代の人達の知恵はすごいですね~

 

f:id:t-akr125:20161211142909p:plain

そうですね、自然を観察し上手く利用する、すごく考え試行錯誤したんでしょうね。我々も見習わなければ。

 

f:id:t-akr125:20160727202348j:plain

 

更に分かったストーンヘンジの事実

 

f:id:t-akr125:20161211142909p:plain

このウェールズから切り出されてきた巨石を調べていると、あらたな驚くべき事実が分かってきました。

 

f:id:t-akr125:20161213223417p:plain

なにが分かったのですか?巨石に作った人物が分かったとかですか?

 

f:id:t-akr125:20161211142909p:plain

いいえ。そんなことが分かったら世紀の大発見ですよ。でも、分かった事も大発見だったのです。

放射性炭素年代測定によると、ストーンヘンジは紀元前2900年頃に最初の部分が作られましたが、ウェールズの石切り場から引き抜かれた巨石は、Craig Rhos-y-felinは紀元前3400年、Carn Goedogでは紀元前3200年と、ストーンヘンジ建築よりも数百年も前に切り出されていたのです。

 

f:id:t-akr125:20161213223417p:plain

その間、切り出された巨石は何をどうしていたのでしょうか?

 

広がるストーンヘンジの謎(ストーンヘンジは再利用?)

 

f:id:t-akr125:20160727202751j:plain

 

f:id:t-akr125:20161211142909p:plain

なぜ数百年も前に巨石が切り出されたのか? 新たなストーンヘンジの謎が浮かび上がってきました。

一説には巨石のため、ウェールズのプレセリの丘からストーンヘンジのあるソールズベリー平原まで人力で持ってくるのに数百年もかかった、という考えもあります。

他には、巨石が切り出された後に、別のモニュメントとして使用されたのちに、分解されてストーンヘンジとして再利用されたのでは、という説もあります。

現在では、ストーンヘンジで再利用されたことが、有力となっています。

 

f:id:t-akr125:20161213223417p:plain

なるほど。せっかく苦労して切り出した巨石ですもの、また採石するのも大変ですものね。

 

f:id:t-akr125:20161211142909p:plain

そういう考えも出来るかもしれません。ウェールズを見ると多くの巨石の遺跡が残っています。

 

f:id:t-akr125:20161213223417p:plain

本当ですね、ウェールズスコットランドにもとても多いですね。

 

f:id:t-akr125:20170822223507p:plain

 

f:id:t-akr125:20161211142909p:plain

ウェールズ西端で切り出された巨石は、まずウェールズとソールズベリーの間のどこかに、ストーンヘンジと同じように王族などの記念碑(お墓)として建てられ、その後、部族が東へ移動しストーンヘンジがあるソールズベリー付近へと移住し、移住と共に大切な記念碑も移したのではないかと考えられています。

 

f:id:t-akr125:20161213223417p:plain

へえ~、面白い説ですね。その最初に作られた、モニュメントはどこにあるのですか?
ストーンヘンジの前身になるわけですよね。

 

f:id:t-akr125:20161211142909p:plain

まだ残されている遺跡なのか、廃墟となってしまった遺跡なのか、どこにあると想定されるのか、それはいま調査中ということです。どんな調査結果が出るのか、とても楽しみですね。

 

f:id:t-akr125:20160727203605j:plain

ウェールズにあるアーサーストーン (アーサー王伝説より)

 

 最後に

 

f:id:t-akr125:20160727202810j:plain

 

f:id:t-akr125:20161211142909p:plain

また新たなストーンヘンジの事実が分かり、新たな謎も出てきました。太古の人類がどういう生活をしていたのか、その歴史を知るのもとても興味深いです。イギリスには、ウェールズスコットランドに特に多くの巨石が残されています。それぞれの、歴史的な背景は何だったのか?ますます興味を覚えますね。 

Newton 古代遺跡の七不思議 ストーンヘンジ

Newton 古代遺跡の七不思議 ストーンヘンジ

 
サイエンス・ワールド ストーン・ヘンジ [DVD]

サイエンス・ワールド ストーン・ヘンジ [DVD]

 

 

参考サイト)

Megalith Map mega map browser. Ancient Sites in England, Scotland, Wales, Ireland : The Megalithic Portal and Megalith Map: 

The 'Original' Stonehenge May Have Been Located In Wales

 

www.rekishiwales.com

www.rekishiwales.com

www.rekishiwales.com

 

最後まで読んでくださり有難うございました。

取材、記事のご依頼、お問い合わせはこちらまで t.akr125@gmail.com