イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ

ウェールズ語ではウェールズの事をカムリ(仲間)と言います。ウェールズの歴史と、ウェールズとの関わりが深いアーサー王についてのページです

MENU

「積読」でなく「持っとく」の罠

f:id:t-akr125:20170406011142j:plain

「ぎゃ〜」

野太い悲鳴が部屋の中に響き渡る。

やってしまった。

とうとう、やってしまった・・・

 

大ショックである。

見てくれ、これを。この悲惨な姿を・・・ 

とうとう僕はやってしまった。

 

深手の傷を負い、救出された身柄をいたわるように、

僕は深い後悔にむせびながらタオルで介抱した。

 

もう取り返しがつかなかった。

こんなにふやけてしまった。

こんなに消えない深い深い痕がついてしまった。

大切なウェールズの歴史本に、なんて事が起きてしまったのだ。

 

f:id:t-akr125:20170406005445j:plain

f:id:t-akr125:20170406005527j:plain

 

バンの中で大切な大切な本に、大量のコーヒーをぶっかけてしまったのだ。

バンの中はコーヒーでビタビタだった。中に入っていた他の物も次々と救出された。しかし、深手を負ったのは、このウェールズの歴史本だけだった。

 

何でこんな事に、、、、

それも大切な歴史本に。

一体、何が悪かったのだ?  

僕は辺りを見渡した。

 

僕が悪かったのだ。

原因は誰が見ても明らかだった。

コーヒーを入れた水筒の蓋を閉めずに、カバンの中に入れたのだ。

その状態で、よいしょとカバンを背負って、歩き出した途端、

水筒が、カバンの中でパタリと倒れ、

コーヒーがジャージャー流れ出したのだ。コーヒーの洪水だ。

f:id:t-akr125:20170406005642j:plain

f:id:t-akr125:20170406005743j:plain

 

 

「コーヒーが攻めて来た!コーヒーの侵入だ!

「皆の者、防御だ!かかれ!」

本の表紙に描かれた、ウェールズの勇敢な戦士達は、本を守ろうと、必死にコーヒーに立ち向かった。

f:id:t-akr125:20170406005912j:plain

 

しかし、水筒には満タンのコーヒーが入っていた。
パタリと倒れた水筒の口から流れ出る、コーヒーの勢いを止めることが出来なかった。

 

「いかん、敵は強い。もう、耐えきれない。退却だ!」

f:id:t-akr125:20170406010124j:plain

本の裏表紙に描かれたウェールズ兵達は、本を守ろうと、必死に逃げた。

しかし、間に合わなかった。

歴史本はコーヒーの波に飲み込まれていった。

 

僕はとても後悔した。

深い後悔にむせびながら、本を介抱した。

ごめんよ、大切なウェールズの本よ。

僕が不注意だった。不注意すぎた。

水筒の蓋がちゃんと閉まっている事を、確認してからカバンに入れるべきだった、、、

 

それに、むげにウェールズの本とコーヒーのバトルまで起こさせてしまった 。

コーヒーも無駄に戦力を使ってしまった。ごめんよコーヒー 。

 

僕は深い後悔にむせびながら、

この一連の出来事は何を意味しているのか、

何を僕に訴えようとしているのか、考えた。

 

もちろん、水筒の蓋を閉め忘れたらどうなるのか、

ウェールズの本とコーヒーが教えてくれた。

それ以外の声が強く聞こえて来た。

 

「早く読めよ!」

 

 「積読」と言う言葉がある。

本を買って積んでおくだけで読んでいないことである。

 

僕は「持っとく」であった。

本をカバンの中に入れたまま、持っているだけで、全然読んでいなかった。

バンの中に本を持っていることさえ、忘れかかっていた。

 

本の叫びが聞こえてきた。

「気づけよ、早く読めよ、いつまで待たせるんだ」

「早く読んでカバンから出せよ。もう、満員電車に毎日潰されて疲れたよ」  

「本の身にもなってくれ!」

 

コーヒーに身を削ってまでも、僕に訴えようとしたのだ

 

はいっ 、直ぐに読まさせていただきます。すぐに読んで、感想文を書かせていただきます。

しっかりウェールズの歴史を勉強させていただきます。

コーヒーを飲みながら

 

※これ、重宝してます

 

※おすすめ記事

www.rekishiwales.com

www.rekishiwales.com

www.rekishiwales.com

www.rekishiwales.com

www.rekishiwales.com

 

最後まで読んでくださり有難うございました。

 

取材、記事のご依頼、お問い合わせはこちらまで t.akr125@gmail.com