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イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ

ウェールズ語ではウェールズの事をカムリ(仲間)と言います。歴史深いウェールズに触れて下されば嬉しいです

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戦うブリタニア帝国の戦士たち:ピンチに陥るブリタニア、ローマ帝国との対決の行方は?

歴史創作ストーリー

「やったぜ!とうとうローマから我らの国、ブリタニアを取り戻したぞ!はははは~」

「喜ぶのはまだ早い、喜べない事態になるぞ!」

「カラドクス、君は心配性だなあ、その心配症を早く直したらどうだ!」

「逆に、君はちょっと楽観過ぎるぞ、もっとまじめに考えたらどうなんだ!」

 

前回記事:

www.rekishiwales.com

 

<登場人物>

前回よりキャラクターを変身しパワーアップさせました。エウダヴとヘレンのイラストは、仲間のイラストレーターまさひろ氏の絵を拝借しました。

 

 

 

エウダヴ:ブリタニア帝国の首長

 

 

 

カラドクス:ブリタニア戦士、エウダヴの親友

 

 

 

マグヌス:ローマ司令官。剛腕ぶりを発揮する

 

 

 

ヘレン:エウダヴの娘

 

 

 

※登場人物は実在名となっていますがストーリーはフィクションです

 

続くブリタニアの反乱

 

その頃、ローマではエウダヴがローマ軍を蹴散らしブリタニアを奪回したというニュースが皇帝のもとに舞い込んできた。

「何っ、トラヘルン叔父上が殺されてブリタニアをエウダヴが乗っ取っただと!我がローマ軍は何をやっているんだ。エウダヴに使者を出し、即刻ここに出頭させろ!さもなくばローマ軍上げてつぶしにかかるとな!」

「はっ、コンスタンチヌス皇帝閣下!」

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 ローマが揺れたそんな時に、スコットランドでも反乱が起きた。ローマに反感を持つローマ兵士が北部のブリタニア国と手を組んでローマに対して反旗を翻したのであった。367年に起こったとされる大反逆(Great conspiracy)と呼ばれる反乱だ。

  

 

 

エウダヴの乱に影響されてスコットランドブリタニア国も動いたか・・・

 

 

 

よっしゃ、北部もブリタニアが独立するぞ!いい流れだな

 

 

 

のんきなことは言ってられんよ。ローマのコンスタンティヌス皇帝は黙っていないだろう、潰しに来るぞ。そうなっては一大事だ・・・

 

 

 

ローマ帝国軍の逆襲

 

 

大変だ!大変だ!ローマの大軍がブリタニアに攻め込んできたぞ!

 

 

 

なんだって!

 

 

 

ローマ軍のナンバー1の司令官が動いて、数十万の軍隊がスコットランドの反乱をつぶしにやってきたぞ!

 

 

 

ウェールズじゃなくてスコットランドか~、ふっ~びっくりさせるなよ~

 

 

 

ヤバいぞ、エウダヴ!スコットランドを制したら、俺たちの南部のウェールズにもきっと攻めてくるだろう・・・

 

 

 

いっそのことスコットランドの奴らと手を組んで、ローマを叩き潰そうか

 

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ば、馬鹿な真似はよせ!相手はローマ軍の天下の司令官マグヌス・マキスムスだぞ、勝てるわけない!

 

 

 

 

じゃ、どうするんだ~

 

 

 

ううむ・・・

 

 

 

ローマからの使者です!すぐにローマに参上し降伏すること、さもなければスコットランドのローマ軍をそちらに急行させるとのこと・・・

 

 

 

恐れていたことが・・・・ついに・・・

 

 

 

何か妙案がないか?

 

 

 

ううむ・・・・・エウダヴ・・・・君には年頃の娘がいたよな・・・

 

 

 

ああ、ヘレンの事か?

 

 

 

ヘレンをローマに差し出し、若いローマ高官と結婚させては如何か?そしてその高官をブリタニア王に迎え入れるんだ。君もローマ高官とブリタニア王の義理の父の立場、決して悪くないだろう。良ければ、私の弟を急いでローマに使者に出そう。

 

 

 

ん・・・この際やむを得ぬ。カラドクス、君の案で行こう、頼むぞ。

 

 

ブリタニア帝国に押し進むローマ帝国軍  

 

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大変だ!スコットランドの反乱があっという間にローマ軍にやっつけられたぞ!

 

 

 

何!そんなにローマ軍は強いのか!!直ぐこちらに攻め込んでくるぞ。いかん、時は一刻を争う・・・急いで弟をローマに使者として送ろう!

 

 

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軍勢が多いわりに手ごたえがない奴らだったな。じゃこれから予定通り、南部に攻め入ろう。もう少し遊ばせてくれると有難いがな、ははは!!。ここを越えるとエウダヴとやらの国か、よし、全軍で包囲し一網打尽にしろ!

 

 

 

 

 

はっ、畏まりました!

 

マグヌス閣下!ローマから使者が来ました!

 

 

 

エウダヴは降伏し娘を差し出しただと?後の始末は俺に任せるということか。
くそっ、せっかくひと暴れしようと思っていたのに・・・
エウダヴも骨のない奴だ・・・まあよい、
そのエウダヴの娘とやらをここに連れてくるように。

 

 

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何!娘が来ないだと!!
それどころか会いたいのならそちらから会いに来るのが礼儀でしょう、だと!
何という無礼な娘だ・・・ふふっ、まあいいだろう。

なかなか骨のある娘がウェールズにいるようだな。会ってみて下らん連中ならすぐに叩き切ってくれるわ!!

 

 

 

 

 

ブリタニア帝国は持ちこたえられるのか?

 

 

 

あれがエウダヴと娘が住む居城か。軍はここで待っておれ、もし合図したら攻め込んで来い!

 

 

 

 

はっ、畏まりました!

 

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マグヌス閣下、遠い所をわざわざご足労くださり誠にありがとう存じます。私がエウダヴでございます。

 

 

 

そちの娘に会いに来たのだが、どこにいるのだ。

 

 

 

はっ、ヘレンは あすこに座っております。

 

 

(大丈夫だろうか・・・・)

 

 

このローマ軍司令官を呼びつけたのはどこの誰だ!顔を上げろ!

 

 

 

(お怒りだ!っひゃ、ちょっとまずいぞ・・・)

 

 

 

マグヌス閣下、直々にお越しくださり誠に光栄にございます。

 

 

 

(ヘレン、何とか怒りを鎮めろ!)

 

 

(はっ、こ、この娘は・・・・な、なんと美しい、私のストライクゾーンのまさにど真ん中だ。夢にまで見た理想の女性に、そそっくりだ。)

 

 

 

 

 

 

エウダヴ殿、ブリタニアとローマの関係を修復するために、このヘレン嬢をローマに、いや私に嫁がせようというのか?

 

 

 

(神よ我らを救いたまえ)

 

 

はっ、さようにございます。

 

 

 

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いやあ良かった良かった。素晴らしいカップルの誕生だ!

 

 

 

カラドクスよ、君のお陰だ。君のお陰でブリタニアは救われたぞ!

 

 

 

私はただ・・・

 

 

 

終わりに

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マグヌスはヘレンと結婚し、エウダヴは隠居し後継の座をマグヌスに譲り、ブリタニアは暫くのあいだ平和な時を過ごした。

カラドクスは生涯良き友、よきアドバイザーとしてエイダヴやマグヌスをも支えブリタニアの平和に貢献した。

マグヌスは380年~383年まで、南部ブリタニアであるウェールズの地に住み、ブリタニア司令官として采配を振るった。その後、マグヌスは海を渡ってスペインに攻め入り、当時の西ローマ皇帝を破り、その座に就いたのであった。

 

 

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Masahiro Takami (@masahirotakami0pi) • Instagram photos and videos

 

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◎ヘレンに関する記事

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◎カラドクスに関する記事 

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最後まで読んでくださり有難うございました。

 

 

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