イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ

ウェールズ語ではウェールズの事をカムリ(仲間)と言います。ウェールズの歴史と、ウェールズとの関わりが深いアーサー王についてのページです

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食いしん坊の不均等

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食堂などでの話である。

セルフの店で野菜やおかずを取る時、並んでいる中で、他より多く入っている皿を選んでしまう。
 
御飯も、前を行く人よりも少なかったら、もう少し多めにおねがいます!と、つい言ってしまう事もある。
 
僕は欲張りなのである。
ちょっとでも多いのが良いのである。 
子供の頃は、もっと欲張りであった。
ケーキでもピザでも平等に分けてある中で、目を皿のようにして、1番大きいものを瞬時に見て、選び取っていた。
僕は欲張りであった。
 
平等に分けていても、人間は機械じゃないので、完璧な均等はあり得ない。その僅かな不均等からでさえ、損をするのが嫌いだった。
少しでも人より多く欲しかった。
 
ものを分ける場合、
平等は嫌いではなかったが、それより自分に少し有利な不均等が好きだった。
 
ものを分ける時の平等ってなんだろう?不平等ってなんだろうか。 
昔むかし、中世ウェールズでは、領土を継承する時、子供達に平等に国を分け与えた。争いを避ける為だと思う。
領土の場合、均等に分けるのはとても難しい。
領土は円いケーキと違って、どこも同じではない。
面積、地形、作物の取れ方、人口、産業、得られる利益、様々なものが領土に引っついてくる。
単に領土を平等に分ける、と言っても非常に複雑だ。何を基準に分けるかで、悩んでしまう。
 
平等ってなんだろう?
グーグル先生に教えてもらった。
「かたよりや差別がなく、みな等しいこと。また、そのさま。「利益を平等に分配する」「男女平等」」
個人相互の間において,人間としての価値に差異はないという思想。
 
なるほど、綺麗に均等に分かれているという事、というより均等に分けようという思想だ。
 
中世ウェールズでは後継争いが起きないように、領土は平等に分けよう、という思想があったのである。
しかし、分け方によってもらえる土地によって、利害関係は異なってしまったのである。
 
 
食堂の場合も同じである。ケーキを切り分ける親や知り合いの場合も同じである。
皆、平等にという思想のもと、盛り付け、切り分けているはずである。不平等やえこひいきを意図的に生み出しているはずはない。 
多い少ないが出てしまうのは、人間だから故の不正確さ、誤差による不均等である。
 
自分のが少ない、不平等だ、
と感じるのは受け取る側の心持ちではないか?そう思った。
物質的な多い少ないの比較をして、平等、不平等を感じているのではないか。
 
領土がちょっと狭い、得られる年貢がちょっと少ない、不平等だ!
と言って、隣国を攻める者たちが多くいた。
譲り受けた領土を有り難く思い、より豊かになろうと制度をつくり、隣国とも仲良く関係を築いた者たちもいた。
最終的に、どちらの者が多くを得る事が出来ただろうか。
歴史を見ると言うまでもない。
 
【静岡いちごたっぷりロール】

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 俺のケーキ、皆より少ない、もっとよこせ、と言う者。
ケーキ食べれて嬉しい。切り分けてくれてありがとう、助かるわ、と言う者。
どちらが良いだろう。
きっと、感謝してケーキを食べている者の方が、ケーキを美味しく感じているし、幸せに浸っているだろう。
有り難く頂いていると、
「実はちょっと残りが出たの。良かったら食べない?」
と良いことが起きるかも知れない。
どちらの者が、得をする事になるのか、言うまでもないだろう。
 
ちょっとくらい少ない、ちょっとくらい平等じゃないかも知れない。
そんな事は、取るに足りないこと。
身の回りの平等を感じ、感謝して行動する。これが大事じゃないのだろうか。
 
 
しかし、やはり多い方いい。
多いと嬉しい。
ケーキでもおかずでも、好きなものはなおさらである。
やはり、並んでいる中で、他より多く入っている皿を選んでしまうのである。
僕は不平等を好む欲張り?
いやただの食いしんぼうの様である。
食いしん坊エルフ

食いしん坊エルフ

 

 

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