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イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ

ウェールズ語ではウェールズの事をカムリ(仲間)と言います。歴史深いウェールズに触れて下されば嬉しいです

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上野公園の花見、トラップとの戦い

 

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先日、「四国を攻めよ、ウェールズを攻めよ」という記事を書いた。

今日は、実際に近場で「上野攻め」を行なったので報告したいと思う。

※記事は3月24日(土)に敢行した内容です。天気が良く、お花見には絶好でした。

 

[:contents] 

www.rekishiwales.com

 

 

上野公園攻め

 

高速の早馬に乗り上野駅で下車。公園改札から上野恩賜公園(通称、上野公園)に侵入した。

 

現在の時刻は午後2時過ぎ。

上野公園攻めの後、3時には日本橋攻めが控えていたので、40分程の時間しかなかった。

 

そこで、上野公園攻めのルートについて、作戦を練った。

 

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上野駅→上野東照宮→花見→不忍池弁才天不忍池一周→上野駅

 

のルートを考えた。

時間的にかなり厳しいかもしれない。敵も様々な攻撃を仕掛けてくるかも知れない。

 

果たして時間内に無事に攻め落とせるか?

 

僕はまず上野東照宮を攻めに向かった。

 

上野公園には数多くの美術館や博物館がある。美術鑑賞にも興味がある僕にとってそれらは大きな難関である。

美術館や博物館に近づくと、あっという間に捕えられ捕虜となる危険性が高い。

 

そこは、初めから通らないように、先手を打っておいた。

これで最大の強敵は排除できた。

あとは大した敵もなくスムーズに行き、時間内に制覇ができるだろう、と鷹をくくっていた。

しかし、さすがは上野公園。

様々なトラップを仕掛けて、僕に攻撃をし始めた。

 

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上野東照宮が見えていた。

よし、直ぐに攻略できるぞ!と思い、門をくぐった僕はとても甘かった。

 

突然、僕の左右から様々な攻撃が飛んできたのだ。

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お好み焼き、焼きそば、イカ焼き、ビール、ピザ。

上野公園は僕に露店攻撃を仕掛けてきた。

 

お兄さん、お兄さん、

美味しいよ〜

さっ、どうぞどうぞ

 

誘惑攻撃を仕掛けてくる。

 

ジュウジュウ〜

メチャメチャ、いい匂いだ

くそっ、美味そうだ!

 

視覚攻撃、嗅覚攻撃、聴覚攻撃が襲いかかる。

 

あら、美味しそう、

食べよう、食べよう !

 

行き交う人も次々に買って美味しそうに食べている  

 

ヤバイぞ、ヤバイぞ、これは。

耐え難い攻撃である。心理攻撃まで上野公園は仕掛けてきた。

 

しかし、上野公園攻めは始まったばかりである。最初につまづき、ここで戦いに時間を費やしている時間はない。

 

僕は、目をそらし、耳をふさぎ、早足で多数の露店兵たちをかわしていった。

 

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こうして、上野東照宮に辿りつき参拝した。ようやく、一箇所目を攻め落とす事ができた。

鼻から上野公園の攻撃は手強かった。

気を引き締めていかねばなるまい。

 

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次は、上野公園を縦断する道を通っての花見攻めである。
まだチラホラしか咲いてはいないものの、多くの人が陣を張り、酒盛りをしていた。

 

僕は酒盛りには目もくれず、桜の方に足を進めた。
上野公園の桜は素晴らしい。僕の視覚を奪う攻撃にでた。僕はその攻撃を受け取ることにした。それは仕方がない、作戦の一つである。


僕は足を止め咲き始めたばかりの桜を鑑賞した。
僕は比較的楽に、花見攻めを成功させる事ができた。

 

さあ、次の不忍池方面に向かおう、そう向きを変えた瞬間、
上野公園は僕に思いもよらぬトラップを仕掛けて来たのだ。  

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ふらっと立飲みコーナーを各所に設置し、足を止め気軽に飲める様にという小憎いトラップだ。

僕は無意識の内ににトラップの方向に歩み寄っていった。

桜の下で、ゴクゴクっとビールを飲むのは最高だなあ。
一本くらいなら大丈夫だろう、一本くらいなら。

その時、僕は何気無く時計に目をやった。

 

いかん、いかん、
既に2時半ではないか、
後、10分位しか残ってないぞ!

 

僕は、はっと現実に戻った。
立飲みコーナーの誘惑を振り切り先を急いだ。
不忍池の方向を目指して、勢いをつけて坂を下り、攻め込んだ。

 

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上野公園、恐るべしである。
行く手を遮るトラップが、至る所に隠されてらいるかも知れない。
要注意である。

 

ようやく次に攻め落とす標的、不忍池弁才天が見えて来た。

今度こそスムーズに行かせてくれよ。
僕はそう願った。
しかし、ここでも上野公園は凄まじい攻撃を僕に仕掛けて来たのである。

 

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まずは歩兵隊を大量に投入して来た。
数で勝負し、直接的に僕の足止めをしようという作戦だろう。
僕はなかなか先に進めずイライラして来た。

そこに、追い討ちをかける様に急襲が始まった。
くそっ、足止めと急襲のコンビネーションは中世の戦いにおいては定番で、非常に効果的である。
再度、露店兵達の急襲が開始された。

お兄さん、美味しいよ、
ほら、食べていってよ〜

ヤバイ、ヤバすぎる。
焼きそばに、イカ焼き
もう。ダメだ、
耐えきれない 

 

敵の攻撃に為すすべを失った僕は、財布に手が伸びていった。

 

しかしふと、この急襲の弱点を見つけてしまった。

 

数多い敵の歩兵隊を盾にして、通路の真ん中を歩けば、露店兵達の攻撃から逃れられる事に気がついたのだ。 

 

敵を利用して、敵の攻撃をかわす。
この思いがけない、素晴らしいアイディアによって、無事に弁才天に参拝することができた。
僕もなかなかやるではないか。

これで、三ヶ所の攻略が完了した。
残るは不忍池の包囲作戦である。しかし、重大な問題が生じでいた。

 

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上野公園の巧妙な攻撃に苦戦をしたため、残った時間は僅か5分であった。

次には日本橋攻めが控えている。
歩兵隊も数多くいるし、普通に歩いては5分で一周回る事は困難である。
上野公園攻めは失敗に終わるのか?

 

その時、僕は最終兵器を使用する事にした。
毎日、僕は品川駅で通勤ラッシュの中で、ひょいひょいとサラリーマン達をかわしながら、猛スピードで歩く特訓を密かにしていたのだ。
その成果をここで発揮しない手段はない。

僕は戦闘体制に入り、尋常ならぬスピードで歩き始めた。

上野公園はこれまで様々な攻撃を浴びせて来たが、一転して今度は癒しの技を繰り出して来た。

 

綺麗な不忍池の景色
可愛いアヒル
美しい桜

できる事なら、戦闘のキャンプを張る様に、ひと時の間でもベンチに座ってゆっくりと景色を楽しみたい。

しかし、僕には残されてた時間が殆んどない。
時間以内に全ての上野公園攻めを完了させ、次の日本橋攻めのミッションを果たしに行かねばならぬ。遅れる訳にはいかない。

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僕は景色を楽しみながらも速度を上げ、不忍池を一周して上野公園の入り口を通過し、ギリギリの時間で京浜東北線に飛び乗った。

上野公園攻めは成功である。
僕はホッと一息つく事ができた。
しかし、上野公園のあの手この手の攻撃は凄まじいものであった。
あっぱれである。

桜を見ながら酒を飲み、きっと1日存分に楽しめるだろう。

 

最後に

僕は急いで日本橋へと向かった。
しかし、そこには最後のトラップが仕込まれていた。

目的の地にたどり着く直前であった。
コレド室町では日本橋桜フェスティバルが開催され、日本酒が振る舞われていたのだ(有料)。

 

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僕は上野公園攻めの間、何も飲んでおらず喉はカラカラであった。

僕の喉はゴクリと鳴った。
一杯くらいなら、いいんじゃない?

いや、ダメダメ
今飲んじゃダメ


最後の攻略が出来なくなるではないか。飲むなら後だ後!

僕は、思いもよらないトラップに引っかかりそうになりながらも、辛うじてTOHOシネマズに滑り込んだ。
ギリギリで間に合い、映画鑑賞(パッセンジャー)を制覇したのであった。

 

 

上野公園の桜は素晴らしかった。

来週末は更に桜は見どころになっているだろう。
次はどこを攻めようか?
桜と酒に侵略されるのも、たまには良いかも知れない。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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