イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ

ウェールズ語ではウェールズの事をカムリ(仲間)と言います。ウェールズの歴史、イギリスの歴史、アーサー王、イギリスの歴史に関連する内容を中心に記事を書いています。

ウェールズ王室分裂の始まり(Aberffaraw家とDinefawr家の創立)

9世紀に北ウェールズのロドリ大王はウェールズの小国を束ねて、初めて大部分のウェールズを支配下に置きました。 ウェールズの結束を強めるためには、息子たちに早めに領土を継承して基盤を固めることが必要だと、考えました。 当初はうまく機能しましたが、…

ロドリ大王(Rhodri the Great)中世ウェールズで初めて小国を束ねた王

中世ウェールズは主に4つの国に分かれていましたが、1つの国も多くの国に分かれてそれぞれの領主が統治していました。というのも、中世ウェールズでは財産や領土は領主の息子達で均等に分ける事がしきたりでした。 このため、10世紀までウェールズが統一され…

ローマ軍を破ったウェールズ王Eudaf Hen(エウダヴ・ヘン)の勇敢な行動

時代はローマ帝国の支配下にあった、4世紀のウェールズ。 ウェールズの首長であったエウダヴ・ヘン(Eudaf Hen、オクタヴィウス(Octavius)とも呼ばれる)はローマ帝国に反乱を起こし、ローマ総督や新たに送られてきたローマ軍を破り、ブリタニア王を宣言す…

アーサー王と共通点の多い中世ウェールズの王たち

中世初め頃、北部ウェールズ(グウィネズ)の王たちを見ると、アーサー王自身やアーサー王物語に登場する場面と、とても似た人物や出来事が多くあります。 それぞれを説明いたします。 おススメ記事・アーサー王の実在のモデル人物を集めて アーサー王物語を…

デーン朝~ノルマンコンクエストが起きた理由と歴史的背景

11世紀初めにイングランドはデーン人に降伏し、デーン朝が始まりました。 また11世紀には、ノルマン人によってイングランドは征服され、ノルマン朝が始まりました(ノルマンコンクエスト)。 どのような歴史的な背景があり、イングランドはデーン人やノルマ…

エゼルレッド無思慮王(無策王) ヴァイキングに王位を奪われた王

エゼルレッド2世はイングランドの歴史上、初めてヴァイキング(デーン人)に王位を奪われた王です。 エゼルレッド2世がどのように王位を奪われたのか、なぜ無思慮王(無策王)のあだ名がついたのか、についてご紹介いたします。

北海帝国を築き大王と呼ばれた「クヌート1世」の概要

クヌート1世(Canute / Cnut / Knut I)は11世紀にイングランドを支配したデーン人の王です(995-1035)。 イングランド王だけでなく、デンマークやノルウェー王も兼ねて大王とも呼ばれ(北海帝国と呼ばれた)、大きな勢力を持ちました。 クヌート1世につい…

個性強いテューダー朝の君主たちの性格の共通点

ヘンリー8世やエリザベス1世など、テューダー朝の君主たちは、とても個性が強くインパクトがあります。 今回は、テューダー朝の君主、ヘンリー8世、エリザベス1世、エドワード6世、メアリー1世、更にテューダー朝を始めたヘンリー7世の人物像と性格を紹介し…

円卓の騎士ガヘリス 勇敢・どう猛で優しく女性にもてる男

アーサー王物語に描かれているガヘリス卿とはどのような人物なのでしょうか? 優れた騎士、どう猛、女性にもてる、女好き、寡黙、優しいガヘリス卿の人物像を分かりやすく纏めました。

最後にほほ笑んだのは? 映画「五日物語 -3つの王国と3人の女-」のあらすじ

「五日物語 -3つの王国と3人の女-」は、女王、王女、老婆が主人公の3つの別々の物語で、それぞれの場面が交差しながら、話は進んでいきます。 「五日物語 -3つの王国と3人の女-」の3つのストーリーのあらすじをご紹介します。

「ナポレオン ~英雄の誕生~」のあらすじ ドラマWARRIORS(ウォリアーズ)歴史を動かした男たち

ドラマWARRIORS(ウォリアーズ)歴史を動かした男たちのエピソード1は、「ナポレオン~英雄の誕生~」 フランス革命の英雄ナポレオンが名を上げるキッカケとなった、トゥーロン攻囲戦が描かれています。 しかし、上司の嫌がらせなどあり決して平坦な道ではあ…

楽譜が刻まれた表記ナイフ「音楽ナイフ(The musical knives)」は何のために使われたの?

中世には、楽譜が刻まれた食事用のナイフがありました。 ・この表記ナイフ(音楽ナイフ)とはどんなナイフなのでしょうか? ・刻まれた楽譜はどのような音楽でしょうか? ・どのような目的で作られたのでしょうか?

イギリスで自然災害は起きるのか?「イギリスの竜巻の歴史」

イギリスで竜巻は発生するのでしょうか? 発生する場合、どのくらいの頻度で、どのくらいの強さの竜巻なのでしょうか? 過去にイギリスで起きた主な竜巻をリストアップしました。 最も大きかったのは、11世紀のロンドンで起きた竜巻でした。

映画「わが命つきるとも」トマス・モアに引き込まれる名作

映画「わが命つきるとも」は、16世紀のヘンリー8世の時代に側近として活躍したトマス・モアが主人公です。 トマス・モアはヘンリー8世の意見と対立し、トマス・モアを陥れようとするクロムウェルの攻撃にも合い、追い込まれていく姿を描いた映画です。 作品…

ブラディー・メアリーと呼ばれたメアリー1世の波乱人生

テューダー朝の五代目の君主となったメアリー1世は、ブラッディー・メアリー(Bloody Mary)とも呼ばれています。 メアリー1世とはどんな人物だったのでしょうか? なぜブラディー・メアリーと呼ばれるようになったのでしょうか? メアリー1世の波乱に満ちた…

ヴィンランド・サガのモデル人物「ソルフィン・カルルセフニ・ソルザルソン」の興味深い家系

アイルランドの探検家であるソルフィンは、漫画ヴィンランド・ サガではトルフィンとして活躍しています。 実在人物のソルフィンの簡単な概要と、祖先は伝説のヴァイキングであるラグナル・ロズブロークや、シェイクスピアの「ハムレット」に繋がる家系図を…

中世騎士たちの筋力トレーニング方法(動画付き)

今のようなトレーニングジムがない時代で、 重い甲冑を着て戦いに生き抜くために、中世の騎士たちはどのような筋トレをしていたのでしょうか? 甲冑を着たトレーニングを再現した動画も参考に、簡単にご紹介します。

強靭な肉体 「ベディヴィア卿」の概要と実在人物

ベディヴィア卿(ベディヴィエール)はアーサー王伝説に登場する円卓の騎士で、モンサンミシェルの巨人を倒したり、エスクカリバーを湖に返したりする人物で宥免です。 ベディヴィア卿はどのような人物だったのでしょうか? また、ペディヴィア卿は実在人物…

アングロサクソンの有名な甲冑 サットン・フーは誰の持ち物だったのか?

イギリスの大英博物館に所蔵されている有名な、「サットン・フー」の兜とは何でしょうか? また、歴史上の誰の兜だったのでしょうか? サットン・フーは7世紀の船葬墓で、イーストアングリア王国のレッドウォールド王の墓と感がれられ、兜は副葬品です。

ヴィンランド・サガ シーズン1 第2話「剣」の歴史上の出来事

ヴィンランド・サガのそれぞれの話には、実際の歴史上の出来事が含まれています。 今回は、シーズン1 第2話「剣」の歴史上の出来事についてご紹介します。

「スター・ウォーズ」とイギリスのウェールズとのつながり

スター・ウォーズとウェールズとの関わりについて、ジェダイ教やウェールズに見られるスターウォーズの痕跡を紹介します。

テューダー朝の「エドワード6世」はどんな人物だったのか?

弱冠9歳でイングランド君主となった、ヘンリー8世の息子のエドワード6世。 肖像画は美男で聡明そうに見えますが、政治には無頓着で、摂政に操られていました。 「王子と乞食」のモデルでもあります。

ヴィンランド・サガ シーズン1 第1話の歴史上の出来事

TVアニメのヴィンランド・サガ。今回は第1話に登場する歴史上の出来事をご紹介します。

ガレス卿、ガヘレス卿、アグラヴァイン卿の実在したモデル人物を考えた

ガウェインやモルドレッドの兄弟である、ガレス卿、ガヘレス卿、アグラヴェイン卿にもモデル人物がいました。 5~6世紀の現在のスコットランドにあった国の王子のようです。 モデル人物と言われる夏のファルコンと呼ばれた人物について、考えていました。

テューダー家の歴史 6代続いたテューダー朝の概要

イングランド君主において、16世紀にヘンリー7世がテューダー朝を始めました。 テューダー朝の家系(テューダー家)は、 それまでのノルマン朝とは、血筋が大きく異なっていることは、前回の記事でご紹介しました。 今回は、ヘンリー7世、ヘンリー8世、エド…

またもや悲劇「ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5」のあらすじと感想

今回は、ゲーム・オブ・スローンズのシーズ5のあらすじと感想を、簡潔にわかりやすくご紹介いたします。 このシーズンでも衝撃的な出来事はおさまらず、ぼう然としてしまいました。主役的な存在が消えては、この先ストーリはどうなるのでしょうか? ますます…

9日間の女王 レディ・ジェーン・グレイの悲劇の原因

レディー・ジェーン・グレイはイングランドで史上初の女王となりましたが、在位わずか9日間で廃位となり、大逆罪で斬首された悲劇の女王です。 この悲劇の原因は何だったのでしょうか?

テューダー家の歴史 起源〜テューダー朝の始まりまで

イングランド君主において、16世紀にヘンリー7世がテューダー朝を始めました。 テューダー朝の家系(テューダー家)は、 それまでのノルマン朝とは、血筋が大きく異なっています。( テューダー朝は、ヘンリー8世、エリザベス1世も含まれます) ノルマン朝の…

物語 ウェールズ抗戦史 ケルトの民とアーサー王伝説の概要

こんにちは。たなかあきらです。 「物語 ウェールズ抗戦史 ケルトの民とアーサー王伝説」はとても有意義な本で、ウェールズの歴史全体の流れを理解するのに役とても立つと思います。 このブログでは、2016年4月~6月にかけて、「中世ウェールズの歴史」につ…

アーサー王に反逆した「リエンス王」はウェールズの巨人がモデル人物

アーサー王に反逆したリエンス王の概要とモデルとなった伝説のご紹介です。 アーサー王に反逆したリエンス王のモデルは、ウェールズの巨人リタ・ガウルと言われています。 リタには負かした王たちのヒゲでマントを趣味がありました。

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