イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ

ウェールズ語ではウェールズの事をカムリ(仲間)と言います。ウェールズの歴史、イギリスの歴史、アーサー王、イギリスの歴史に関連する内容を中心に記事を書いています。

30人のウェールズ王

ロドリ大王(Rhodri the Great)中世ウェールズで初めて小国を束ねた王

中世ウェールズは主に4つの国に分かれていましたが、1つの国も多くの国に分かれてそれぞれの領主が統治していました。というのも、中世ウェールズでは財産や領土は領主の息子達で均等に分ける事がしきたりでした。 このため、10世紀までウェールズが統一され…

ローマ軍を破ったウェールズ王Eudaf Hen(エウダヴ・ヘン)の勇敢な行動

時代はローマ帝国の支配下にあった、4世紀のウェールズ。 ウェールズの首長であったエウダヴ・ヘン(Eudaf Hen、オクタヴィウス(Octavius)とも呼ばれる)はローマ帝国に反乱を起こし、ローマ総督や新たに送られてきたローマ軍を破り、ブリタニア王を宣言す…

アーサー王と共通点の多い中世ウェールズの王たち

中世初め頃、北部ウェールズ(グウィネズ)の王たちを見ると、アーサー王自身やアーサー王物語に登場する場面と、とても似た人物や出来事が多くあります。 それぞれを説明いたします。 おススメ記事・アーサー王の実在のモデル人物を集めて アーサー王物語を…

ウェールズ王グリフィズ・アプ・ラウェリン。中世で唯一の全ウェールズ統一を成し遂げた「うつけ者」

う こんにちは、たなかあきらです。 1282年にイングランドに征服される以前(ウェールズ大公(プリンス・オブ・ウェールズが始まる以前の時代)、 長い中世ウェールズの歴史を見渡しても、ウェールズの君主で全土をほぼ治めることができた人物は、数名程度し…

時代は繰り返されるのか、次男を溺愛したウェールズ王

こんにちは。ウェールズ歴史研究家、たなかあきらです。話題が満載すぎるウェールズを見守る王、という内容で、ラウェリン大王について、シリーズでお話をしております。 ラウェリン大王は様々な特徴をもっており、ウェールズに大きな影響を与えたとても興味…

ジョン失地王と渡り合ったウェールズ王の活躍

こんにちは。ウェールズ歴史研究家、たなかあきらです。話題が満載すぎるウェールズを見守る王、という内容で、ラウェリン大王について、シリーズでお話をしております。ラウェリン大王の特徴について簡単に表現しようと思っても、なかなか簡単になりません…

イギリス・ウェールズ中世の女傑 歴史に残る美しさと強さ 

こんにちは。ウェールズ歴史研究家、たなかあきらです。今回は、ウェールズの歴史に名を残す、美しい女傑グウェンリアン(Gwenllian)についてのお話です。 ウェールズを追い出された男 ウェールズの美女グウェリン 運命の戦い ウェールズを追い出された男 …

絶体絶命のピンチを嫁に助けられたウェールズの王

話題が満載すぎるウェールズを見守る王、という内容で、ラウェリン大王について、シリーズでお話をしております。 ラウェリン大王の特徴について簡単に表現しようと思っても、なかなか簡単になりません。こんな感じで、つかみどころがない、大王です。 ・13…

敵が味方に、味方が敵に、昨日の友は今日の敵だったウェールズの王

話題が満載すぎるウェールズを見守る王、という内容で、ラウェリン大王について、シリーズでお話をしております。 www.rekishiwales.com ラウェリン大王の特徴について簡単に表現しようと思っても、なかなか簡単になりません。こんな感じで、つかみどころが…

史上例を見ない暴君を倒したウェールズの王子

前回より、話題が満載すぎるウェールズを見守る王、という内容で、ラウェリン大王について、お話をしております。 www.rekishiwales.com ラウェリン大王の特徴について簡単に表現しようと思っても、なかなか簡単になりません。こんな感じで、つかみどころが…

コンウィ城の街でウェールズを見守る中世の大王

(18.7.31更新) こんばんは。ウェールズ歴史研究家、たなかあきらです。 今回ご紹介する人物はウェールズで大王と呼ばれた人物ですが、日本で知る人は殆どいないと思います。 コンウィにあるラウェリン像 四国ほどの小さな国、ウェールズでは歴史を大きく動…

悪い予感の中で生き続けた、ウェールズ王

「この男、常に嫌な予感の中で過ごしていた人物かも知れない。その嫌な予感も常に的中していた様だっんだ」 「その人物は予言者?」 「予言者ではないよ。勇敢なウェールズの一国を治める戦士だったんだ。しかし、常に悪い予感の中で生き続けた人物と思うん…

イングランド王ヘンリー2世に打ち勝ったウェールズ英雄のお話

親は英雄だった。子供はどうだったのか? 英雄だったのだろうか ウェールズ内での大きな戦争を制し、捕虜など数々の困難を乗り越えイングランドを打破し、ウェールズを復活させた英雄、グリフィズ・アプ・コナン。グリフィズには3人の息子がいた。長男カドワ…

勘当されて人生逆転した武将、水野勝成とウェールズ王

「歴史上の偉大な人物は、最初から活躍出来たわけじゃないんだ。中には、親や兄弟から勘当され、流浪生活を送っていたた人物も多くいます」 「途中から、人生逆転ってわけですね」 「人生ががらりと変わった、そのきっかけは何だったのか? 性格が全然違う2…

ウェールズ版の戦国時代を終結させ、ヘンリー1世を破った英雄の波乱万丈な人生

11世紀のことでした。アイルランドに、グリフィズ・アプ・コナン(Griffydd ap Cynan)と言う青年が住んでいました。 グリフィズには野望がありました。その野望は青年になってから事実を知り、フツフツと湧き上がったものでした。 それは、北部ウェールズの…

風林火山の出稼ぎ勇者、シンゲン今助けるぞ

昔むかしの事でした。グレートブリテン島からポツリと離れた、今のマン島のお話がスタートです。 その男が活躍した九世紀では、マン島はアンイス・マナウ(Ynys Manaw)と呼ばれた国でした。 その男は代々、マナウ国を治める首長の血筋で、彼も父ギリアトか…

鎧兜を脱いで勝った中世の大王

こんばんは。ウェールズ歴史研究家の、たなかあきらです。 9世紀のウェールズは多くの小国に分断されていた。小国間では領土争いの戦争が絶えず、国力は落ち、外国の侵略を容易にしていた(ヴァイキング、マーシア)。 この時立ち上がった男がいた。 ロドリ…

カドヴァエル・カドメッズ ウェールズで初めての下克上を起こした男

こんにちは、たなかあきらです。今回の内容は、中世ウェールズで初めて王室以外から王の位についた、カドヴァエル・カドメッズについて紹介します。 www.rekishiwales.com ウェールズに初めて起きた下克上 隣国との同盟で上手く世を渡る カドヴァエルの心変…

最も嫌われたウェールズ王 マエルグウィン・グウィネズ

こんにちは、たなかあきらです。ウェールズ王の中では、カリスマ的な権力を持ちながら、ウェールズで最も嫌われた王がいます。 6世紀に活躍したウェールズ王、マエルグウィン・グウィネズの話しをします。 強力な勇者であった 嫌われる理由 悪魔のエピソード…

アーサー王と多くの共通点を持つオワイン・ダントグウィン

こんにちは、たなかあきらです。今回は、中世初め頃のウェールズ統治者の中で、アーサー王とも深いかかわりがあると考えられる、オウァイン・ダントグウィンを紹介します。 注目点は、 ・アーサー王とどの部分が共通しているのか? です。おそらく、オウァイ…

フランスに出稼ぎに行った、出稼ぎ勇者 第二話

皆さんこんばんは! ウェールズ歴史研究家、たなかあきらです。ま、いろいろありまして、出稼ぎ勇者というシリーズを書くことになりました。 今回の話は、昨日の投稿記事で、ラーメンとギョーザとチャーハンのセットを頼んでラーメン男、ギョーザ男、チャー…

出稼ぎで名を上げた勇者の話

こんばんは! たなかあきらです。白い国って何のことかわかりますか? 美しい山に囲まれ、冬になると山は白い雪に包まれる。そんな様子を国の名前に付けたのが、ウェールズ北部にあるGwynedd(グウィネズ)です。という話を、前回しました。その続きの話をい…

最も心に残る偉大なイギリスの英雄とは?

※オウァイン・グリンドゥール像 世の中には多くの偉大な人がいます。大帝国を築いた人、巨額の財を成した人、大事業に成功した人、人々に多くの夢を与えた人・・・ 2002年にイギリスの英国放送局(BBC)がこんな発表をしています。 「100名の最も偉大な英国人…

マイナーな西ローマ皇帝「マグヌス・マクシムス」の夢を与えた出世街道

こんにちは、たなかあきらです。今回は、マイナーだけれども中世初めのイギリスの歴史に大きな影響を及ぼした人物のお話です。 英雄とは知力、気力、武力などに秀でて、普通の人にはできない偉大な事業を成し遂げた人のことです。 イギリスの英雄の歴史を変…

取材、記事のご依頼、お問い合わせはこちらまで t.akr125@gmail.com