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イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ

ウェールズ語ではウェールズの事をカムリ(仲間)と言います。歴史深いウェールズに触れて下されば嬉しいです

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販促キャンペーンという名の戦闘


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こんばんは。ウェールズ歴史研究家の、たなかあきらです。

今週のたなかあきらは、キャンペーンが多かったです。

 

キャンペーンは、遠征、出征の意味である。

滋賀と名古屋に、とある「素材を売る」と言う「ビジネス戦闘」のために出陣した。

 

滋賀遠征

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滋賀には、電子部品メーカーへの販売勢力拡大のためである。

ここへの勢力拡大は難儀をしている。


この為、僕は再度、情報収集の斥候を行なったのだ。

ビジネスも戦闘も情報収集は命綱である。

 

購買部隊、商品開発部隊、製造部隊への斥候を行なった。

 

どの部隊へ行っても、曖昧な情報しか得られなかった。電子部品メーカーでの製品化が遅れており目処が立っていない。

製品化したとしても、勢力拡大はわずかで期待をしない方が良さそうだ。 


こんな斥候になる場合もある。

この電子部品メーカーへの戦力投入は控えておこうと考えた。

 

名古屋会議

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次の日、僕は名古屋に遠征した。ここでは戦闘を行う前に、戦略、作戦を練る、名古屋会議が行われた。

 

自動車を製造する某オート帝国へ、どうやって新規参入し、自社製品である素材を拡販し、勢力を拡大するかである。

 

開発部隊のトップ司令官に、指揮官、百人隊長、製造・販売部隊の各司令官に、指揮官、などそうそうたるメンバーが出席した。

 

※トップ司令官は役員、司令官は事業部長、指揮官は部長、百人隊長は室長を指す

 

僕は販売部隊の一歩兵であるが、斥候を得意とし情報をつかんでいることから、会議の運用を任されている。今回は書記も務めた。

 

かっこ良く聞こえるかも知れないがが、宴会の幹事みたいな感じが近い。これでイメージを持って頂けたと思う。

 

会議が進むにつれ、オート帝国に直接斬り込んで行くのは、賢明ではなさそうだ、と言う意見が多く出た。


まずは傘下または同盟を結んでいる、部品製造国へ斥候を行うとともに、同盟を結んだ方が良さそうだ、という方針となった。


周囲から攻め固めてから、本丸を攻めよう、という戦略となったのだ。

 

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ビジネスを戦闘に例えると面白い。

ゲーム感覚を取り入れると更に楽しめるだろう。

 

これからは、このオート帝国へ攻め込むための、果てしない戦いが始まるのである。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

 

おーい、シロー、大丈夫か?

エッセー、詩

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おーい、シロー、大丈夫か?

 

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いつも存在することが当然で、当たり前の様に使っていた物が、突然無くなって初めて、ありがたさを感じるようになる、というのは良くあることだ。

 

健康、友人、同僚、電車、車、パソコン、スマホ、その他多くのもの、

がそうである。

 

今、僕はその有難さを強く感じているものがある。

 

そのモノとは真っ白なノートPCである。書いていると思いがとても深くなってきたので、名前をつけることにした。

 

白色に着目し、

シロは英語ではホワイト、ウェールズ語ではグウィン。

シロー・グウィン・ホワイト

略してシローである。

 

シローと僕の出会いは一年半前にさかのぼる。

一年半前にちょうど僕はこのブログを始めた。

ブログを書くためにシローを購入したのだ。

 

 

シローは頼れるパートナーであった。

最初は、ブログの文章がうまく書けず四苦八苦していた。何度も心が折れかけ、ブログを止めようと思ったこともあった。

 

しかし、いつもシローが僕のそばにいた。一緒に少しでも良い記事が書けるようにと、共に試行錯誤を繰り返しながら頑張って来た。

 

おかげで最初の記事と比べると、随分と上達したように思う。

シローは言葉は話さないが、共に頑張って来た証拠となるデータを記憶し、いつも僕に見せてくれた。

僕は元気づけられ、ブログを今まで続ける事ができた。

シローなしではこのブログもあり得なかった。

 

 

 

シローが居なければ、僕は一人ぼっちだったかも知れない。

シローは伝達能力にも優れていた。

ブログだけでなく、TwitterFacebook、messenger、メールなどを駆使し、人と僕を繋げてくれた。

多くの知り合いが増え、知り合いとの連絡もスムーズにでき、いろんな活動をする事ができた。

僕の人生を広げてくれた。

シローが居なければ、僕は一人ぼっちだったかも知れない、本当にそう思う。

 

 

シローはエンターティナーでもあった。映画、漫画、様々な知りたい情報、行きたいところ、色んな楽しい事を見せてくれ、教えてくれ、楽しませてくれた。

シローが居たので、僕はいつも楽しむ事ができたと思う。

 

まだまだ沢山ある。シローについて語るときりがない。

 

 

 

 

そのシローに2日前、突然の悲劇が襲った。

 

いつもと同じ様に、仕事から戻りシローの電源を入れた。

しかし、何かおかしい。

嫌な胸騒ぎがする。

 

電源を入れると、いつもならシローの顔が明るく輝く。

しかし、画面は真っ暗なままだった。

電源を入れ直した。

何回も、何十回も繰り返した。

 

おーい、シロー、大丈夫か?

僕は何度も呼びかけた。

 

大丈夫か、シロー。

画面や本体を軽く叩いたり、

さすったりも繰り返した。

 

電池は生きているものの、僕が期待する様な反応は返って来なかった。

 

シローはもう戻っては来ないのか?

二度とまた輝く顔を見せてくれる事はないのか?

 

シローとの思い出がグルグルと頭の中を周り始めた。

 

これまでシローと共にした、つまりシローが動いてくれた時間をざっと見積もってみた。

およそ、3000時間を越える、濃い思い出が詰まっていた。

 

シロー、これまでありがとう。

感謝しか、今の僕に言える言葉はない。

 

ありがとう、シロー。

 

もう一度、電源を入れてみよう・・・・・・

 

 

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最後に。。

パソコンが壊れてしまいました。

なので、4年以上使っているiPhoneで書きました。

これから、どうしようか、そう思っています。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

 

かかあ天下? ~たたかうカムリ戦士15話~

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こんばんは。ウェールズの歴史研究家たなかあきらです。9世紀~11世紀にかけてウェールズ王家が分裂して戦いを繰り広げる様子を、様々な登場人物の人間模様の物語をシリーズで描いています。
 
前回の第14話は、ダヴィッド国王であるエレンの父が倒れ、その後をハウェルが継いだ話でした。
 
今回は、作成していたウェールズ法の完成です。
 

 (登場人物は実在ですが、ストーリーとキャラはたなかあきら作です)

 

これまでのあらすじ 

ここにまとめてあります~

www.rekishiwales.com

 

<登場人物> 

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ウェールズ内の一国を治めるハウェル。
乱暴者も勉強し落ち着いてきた。

 

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ハウェルの弟クラドグ。かなりお調子者。

  

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ウェールズの小国ダヴィッドの娘、エレン。ツンデレ系。

 

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ウェールズの最権力者イドワル。冷静で冷淡、冷血。
ハウェルを敵対視するようになる。

 

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最強国イングランドのアゼルスタン王。

   

ウェールズ法の完成 

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900年、ハウェルは自国デハイバースのウィットランドで議会を開いた。
そこで、ウェールズ初となるウェールズ法(ハウェル・ザ・グッド法)を制定した。
 
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デハイバースのため、ウェールズのために、これまでにない新たな法を作った。今から皆に公表する。
 

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ひとつ、資産は全ての息子達に均等に分けること。争うべからず。
ひとつ、死罪は廃止すること。しかし、罪を犯した親族は7世代に渡って被害者に償うこと。罪を犯した者は永遠に犯罪者として語り継がれる不名誉を追う。

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ハウェルの兄貴!すごいっすね。
これはいけまっせ〜
 
 
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ひとつ、臭い口臭、重病、セックスレスの夫とは離婚できる。
ひとつ、7年以上結婚生活を続けていれば、夫の財産の半分を得る権利がある。

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うぐぐぐっ、、、
キツイっすよ兄貴、、
これは、アネさんの入れ知恵かい?

 

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あら、クラちゃん、心当たりあるの??
ふうーん
夫なったら、なおさら常に精進することね。

 

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ひぇっ~、こわいっす。財産取られてバイバイっすよ〜

俺も結婚したら、ウェールズに住みにくくなるっすよ〜
兄貴もそうじゃ、ないっすかぁ? 
おぉ、こわっ・・・エレンのアネさん、ますます強くなるなあ~

 

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クラちゃん、何か言った??

 

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新たな動きが始まるウェールズ

 

ウェールズの片田舎で制定した法の噂は、口々に伝わった。
デハイバース国内はもとより、ウェールズ中に広がっていった。
更には、国を超えイングランドのアゼルスタン王の耳にも届いた。


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何!ハウェルがウェールズ法?
はっはっは〜
あの男、ウェールズの統治者であるイドワルより、ずっと見所があるな。
面白い、是が非でも会って話がしたいものだ。 

 

 

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しかし、それらを全く喜ばしく思わない人物がいた。
自称ウェールズ全体の統治者、グウィネズ王のイドワルであった。

 

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なにっ、ハウェルが戻って来ただと?
それにダヴィッド国を勝手に統合し領土を広げた?
さらに、法律まで作っただと??
ワシを無視してか!!

 

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はっ、そのようで。


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ウェールズの統治者は誰だと思っているのだ?
けしからん!
偉大なイングランド王アゼルスタン閣下に会いに行き、懲らしめてもらうよう言いつけてやる!

 

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またまた、行かれるのですか?

 

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そうだ、すぐにアゼルスタン閣下のもとへ出発だ!
 
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へい
(アゼルスタン閣下もうっとうしいだろうなあ~)
 

最後に

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10世紀中ごろにㇵウェルによって作られたウェールズ法は素晴らしいものでした。
ㇵウェルがローマで学んだ様々な法律の良いところとウェールズの風習を組あわせた最新の内容でした。
このウェールズ法は16世紀中旬にヘンリー8世によって書き換えられるまでウェールズで使用されていたそうです。

詳細は以前のこの記事をご覧ください、と言いたい所ですが、
ストーリーのネタバレになるので当分は伏せておきます。
こんかいは、こちらでご勘弁を。(ㇵウェルの関する本)

 

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最後まで読んでくださり有難うございました。

 

ブラックな黒歴史ノート

エッセー、詩

お題「わたしの黒歴史」

 

「出た! ブラックだ」
「また始まったぞ、ブラックが」
僕は5年ほど前、ブラックというあだ名で呼ばれるときがあった。

 

人はだれしも黒歴史を持っているだろう。
若いころ、ちょっと悪ぶってみたり、ちょっと規則を破ってみたり、ささいな悪さをしてみたり。
僕も実はたくさんの黒歴史を持っている。
その中の一つが、これだ。
「ブラックあきら」 

 

普段は無口で大人しい僕ではあるが、
5年前、職場では僕はそう呼ばれることがあった。

当然、最初からあだ名がブラックという訳ではない。
ブラックと呼ばれるにはそれなりの理由があった。

 

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今から5年以上も前の話である。その時はまだ前の職場で働いていた。
まだブラックとは呼ばれていなかったが、僕は心の中がブラックな状態であった。

当時の僕はアラフォーに突入する年齢の中年サラリーマンであった。
この年齢に差し掛かると、多くの男性たちはある悩みを持つといわれている。

就職しておよそ20年近くになり、会社人生も成人式を迎え、自分の年齢は2度目の成人式を迎える頃である。ちょうど会社人生の折り返しの時期である。
そのころに、ふと人生を振り返る人が多いという。

僕はこれまでの人生で何を成し遂げてきたんだ。
残りの会社人生はこのまま走っていけばよいのか、いやそうじゃないかもしれない。
じゃ、どう生きていけばよいのか?
そう悩む中年サラリーマンが多いという。

 

その大勢のサラリーマンと同じように、僕も悩みを持った。
これまで入社してきてから、続けてきた開発業務で、僕は何を成し遂げてきたのだろう?
このまま定年まで、同じ仕事を続けて行っても良いのだろうか?
世の中に貢献できる仕事ができるのだろうか?
僕は充実して満足感が得られるサラリーマン人生を送ることが出来るだろうか?


いや、僕は自信がない。
これまで、大した結果を出してきてないじゃないか?
僕の心の中は、もやもや、どんより、ブラックになっていった。

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開発はやめて、もっと世界を見た方がいいんじゃない?
自分を変えたらどう?
そう天から声が聞こえたような気がした。
僕は社内で転職した。開発から、畑違いの営業になった。

大人しくて口下手のお前なんかが、営業をできるはずがない、と人には言われた。
しかし、実験室の中で閉じこもる仕事しか知らなかった僕には、営業の世界がとても新鮮で明るく見えた。
まるで、外の世界を知らなかった芋虫が、蝶に変身して空を飛ぶかのようである。
僕の心の世界は、ブラックからホワイトに変わっていった。
新たな会社人生の始まりであった。

 

と、当時にこの新たな始まりが、僕の黒歴史の始まりでもあった。

僕の行動を見て、人にブラックと呼ばれるようになるのである。

 

営業に変わったので毎日人に会うようになった。
口下手であっても人と話をせざるを得なくなる。
最初は人と話し続けるのは苦痛であったが、慣れとは凄いものである。

そのうち、舌を噛みながらも人と会話をして仕事ができるようになった。
毎日が新鮮で充実感が得られ、仕事をとても楽しいと感じるようになった。

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営業の仕事をやっていると、当然お客さんや取引先との飲む機会が増える。また同僚とも頻繁に飲みに行くようになった。仕事も楽しいので、飲みの方がだんだんエスカレートしていったのだ。

普段は大人しく無口な僕は、飲み会が始まるころは静かに飲んでいる。
しかし飲み会の中盤以降、豹変していくのである。

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「はい、一気、一気、一気」

「ちょっと、俺も負けられんわ。行くぞ、勝負だ」
「おっ、そろそろエンジンかかってきましたね、あきらさん」

エンジンが掛かってしまうと止まらなくなった。
飲むとガバガバのみ悪ふざけをし、二次会のカラオケでも騒ぎまわった。
酒が入って調子が出てくると、普段はまったく吸わないたばこまで、人からもらってスパスパと吸うようになった。

「ちょっと、タバコもらえるかな」
「お、でたなブラック! ブラックが始まったぞ」

 

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当時名古屋に住んでいた僕は、新幹線の終電が終わっても、東京で飲み続け、歌い続け、たばこを吸いまくった。
毎週のように、カプセルやサウナに泊まり、早朝に新幹線で帰る生活をしていた。

普段大人しい僕ではあるが、酒を飲んでたばこを吸い始めると豹変したのであった。
人は「ブラックがでた!」 と言い、僕も調子に乗ってさらにブラックぶりを加速させていった。
変なあだ名が付いてしまったが、楽しかった。
心はブラックではなく、とても楽しく心には白い光がさしていた。

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しかし、こんな乱れた生活も長く続く訳はなかった。
僕のブラックも、ブラックアウトせねばならない時期は直ぐに来た。

 

もう、いい年をした中年のおじさんである。
当然、体力がついてこなかった。
当然、お金がついてこなかった。
当然、生活もついてこなかった。

という訳で、1年半ほど続けてしまった僕のブラックな黒歴史は幕を閉じることとなった。
今、振り替えてみると、なんてバカだったんだ、やりすぎたな! とは思う。
しかし、僕にとってはとても懐かしい気はするが、どこかへやってしまいたい黒歴史ノートである。

 

落ち込んだ時、弱気になった時、
たまには、羽目を外して「ブラックあきら」になってみようか、昔を思い出して一瞬ばかに生きてみようか、と思うこともある。

 

歴史は繰り返すと世間では言われているが、
僕の黒歴史は、繰り返さないように黒歴史ノートとして隅にしまっておこうと思う。

 

 

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最後まで読んでくださり有難うございました。

歴史的な大仕事  ~たたかうカムリ戦士14話~

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こんばんは。ウェールズの歴史研究家たなかあきらです。9世紀~11世紀にかけてウェールズ王家が分裂して戦いを繰り広げる様子を、様々な登場人物の人間模様の物語をシリーズで描いています。前回の第13話は、ウェールズの統一を夢見るハウェルがローマに行っている間、留守を預かる弟クラドグと妻ヘレンに起きた事件でした。(エレン父、倒れる)
 
今回は、エレンの父が倒れた続きのお話です。
 
※前話

 (登場人物は実在ですが、ストーリーとキャラはたなかあきら作です)

 

これまでのあらすじ 

ここにまとめてあります~

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<登場人物> 

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ウェールズ内の一国を治めるハウェル。
乱暴者も勉強し落ち着いてきた。

 

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ハウェルの弟クラドグ。かなりお調子者。

  

f:id:t-akr125:20170129181124p:plain

ウェールズの小国ダヴィッドの娘、エレン。ツンデレ系。

 

f:id:t-akr125:20170121171624p:plain
ウェールズの最権力者イドワル。冷静で冷淡、冷血。
ハウェルを敵対視するようになる。

 

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最強国イングランドのアゼルスタン王。

   

無事帰郷 

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ウェールズの西部、デハイバース国

 
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あっ、ハウェルの兄貴!

 
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クラドグ、今帰ったぞ!
 
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兄貴〜
 
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おぉ、どうした。泣くなよ、クラドグ。
 
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ぐすん。兄貴が居ない間、大変だったんすよ。
 
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すまぬ、苦労をかけて。一体何が起きたんだ?
 
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グウィネズのイドワルのハゲ野郎が、プレッシャーをかけてきたんすよ。直ぐに、一万の兵と軍資金千ポンドをよこせと。
 
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イドワルに逆らうのは良くない。出すしか無いだろう。
 
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オレはイドワルと戦いたかったんすけどね。今のハウェル兄貴なら、戦うなと言うと思ったんで、大人しく従ったんすよ。
 
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そうだ、それでいい。ご苦労であった。
 
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悔しいっすよ、オレ。イドワルのハゲ野郎のいいなりじゃんかよ。
これじゃ、イドワルに国を乗っ取られたも同然すよ。
 
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ところでエレンはどこだ?
 
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それが、実は大変なんです、、、
 

新たな後継

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ダヴィッド国、ペンブローク城。

 
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ごぼっ、ごほっ。
おぉ、ハウェル殿、ローマから戻られたか。
 
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ラワルヒさん、お加減いかがですか。
不在中、ご迷惑をおかけしました。
 
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ごぼっ、ごほっ。
 
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お父様。
 
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わしゃ、歳だ。病にはもう勝てぬ。もうじき、この世から旅立たねばなるまい。いいとことろに来てくれた。ハウェル殿に言っておくべき事がある。
 
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ラワルヒ殿、私に出来ることは何でも仰ってください。
 
 
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わしには後継者がいない。そこで、昔は手のつけれない乱暴者だったお主にお願いがある。
 
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はい、、、
 
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エレンも聞いてくれ。
 
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はい、お父様、無理はなさらずに。
 
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ハウェル殿。お主は昔、とんでも無い男で、いつ成敗してやろうかと思っておった。
ワシの国ダヴィッドに攻め込みワシを脅した。隣国に攻め入り、略奪を続けた。お主は成敗されるべき、野蛮な暴れ者だった。
 
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本当、ひどいもんだったわ。
 
 
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しかし、ワシはじっと我慢しておったのだ。
ワシは信じとった。きっと将来は改心して立派な人物になると。
 
お主の父、我が親友だったカデル殿もそう言っておった。増してや、お主の祖父は名声高いロドリ大王じゃからの。
ワシは我慢してずっと待っておったのじゃ。
 
 
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すみませんでした、ラワルヒ殿。
あまりに愚かな男でした。
 
 
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待った甲斐があったようだ。近頃は戦いを止め勉学にも励み、立派になられた。
安心してわしの国ダヴィッドも任せられる。安心して、我が娘エレンも任せられる。
エレンそれでいいな
 
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はい、お父様・・・
 
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ハウェル殿、どうじゃ。引き受けてくれるか?
 
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私で務まるなら喜んでお引き受けします。
ラワルヒ殿、長い間、見守ってくださり、ありがとうございます。
 
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うっうっうっ、泣けるっすよ。いい話だなあ。うっうっ
 
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これで、親友カデルとの約束も果たせる。ハウェル殿とエレンは許婚だったのじゃ。
 
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お父様・・・・
 
それから暫くして、ダビッド王ラワルヒはこの世を旅立っていった。
ハウェルは、ケレディギオンとダヴィッドそしてイストラッド・タウィを合わせ、デハイバース国とした。
 
そして、ローマで学んできた法律を活かしてウェールズ法の制定に取り掛かった。
様々な国の法律の利点と、ウェールズの慣習を組み合わせた画期的なものを目指していたのである。
 

仕上がるウェールズ法の内容??

 
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兄貴、本当に兄貴っすか?
 
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何を言うんだ?
 
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言おう言おうと思ってたんすけどね。しばらく見ないうちに雰囲気が変わったような気がするんすよ。
 
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ほら、
 
 
使用前:
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使用後:
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ね!
 
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それじゃあ、俺がガラクタみたいじゃないか。
 
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ちょっとむさ苦しくなったけど、
賢くて優しい表情になったわね。
髭は剃ってほしいけど。
 
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兄貴、珍しくアネさんが褒めてるよ
 
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まっ、たまにはね。
 
 
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エレン、長い間留守にして済まなかった。お前だけでなく、ラワルヒ王にも大きな負担をかけてしまったようだ。
 
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本当よ。ハウェル、あなたがずっと国に残っていれば、、、
 
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済まぬ。ラワルヒ王の寿命を縮めてしまったかも知れぬ。 
また、イドワルも幅を利かせ我々に圧力をかけてるようだ。
 
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でも仕方ないわね。私達や国の将来を思っての事ですものね。
父の分以上に働いて、ケレディギオンとダヴィッド国を平和で安心な国にして頂戴。
でないと許さないわよ。
 
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おお、アネさん節が戻ってきた。
でも相変わらず、エレンのアネさんはキツイなあ。
あんな気の強い嫁さんなら、俺は耐えられんなー
 
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クラちゃん、何か言った?
 
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いえ、アネさんは気丈だなと言っただけすよ。
 
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ところで兄貴、政治の勉強ははかどったんすか?
 
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おかげ様で、かなり学んだよ。
法律の勉強をしてな、ウェールズにも法を作ろうと考えたんだ。
 
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法っすか? 何です法って?
 
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帰ったらクラドグにも教える、って約束だったな。
 
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あっ、そうすっよ、そうっすよ
へへへへ、俺も兄貴に学んで、賢くなるんすよ、へへへへ。
 
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コレがまだ作成の途中だが、ウェールズ法の原案だ。
 
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さっすが兄貴!スゲ〜カッコいい〜
どんな内容すか?
 
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ひぇっ、、、
⚪︎✖︎△?∞W(`0`)W✖︎✖︎✖︎▫️((((;゚Д゚))))))) 
何すかこれ?
言葉っすか?
 
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今のクラドグにはまだ早い内容かも知れないな。
ははは
 
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なるほど、さすがねハウェル。
 
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ヘェ〜エレンのアネさん、分かるんすか?
 
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まぁ。父ラワルヒには男の後継者がいなかったので、いざと言う時は、私がダヴィッド国を引継ぐ可能性もあったの。そのため、父からは色んな勉強をさせられたわ。
 
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エレン女王になったかもって言っすか?
ひぇっ、恐ろしや。そうなったらダヴィッド国には近づけなかったすね。
クワバラ、クワバラ。
 
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こらっ、クラドグ!
 
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ひぇっ〜いえ、何も。  

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騒がしいなあ。静かにしてくれよ。
さあ、ウェールズ法の仕上げに取り掛かるぞ。
 

あとがき

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次回は、歴史的なウェールズ法の制定です
 
※悪かったころのハウェルとクラドグ

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ダヴィッド国のラワルヒ王とエレンに攻め込んだこともあった

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伝説の力 「出稼ぎ勇者」第5話

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こんばんは。ウェールズ歴史研究家のたなかあきらです。
今回も、出稼ぎ勇者シリーズ、行きます!

 

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イギリスには海の向こうからやってきて
大いに稼いだ人物が多くいるんだよ。
逆にイギリスから海を越えて稼いだ人物もいるけどね。

 

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どこから出稼ぎにきたんですか?

 

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フランスやローマからの出稼ぎだよ。
やはり伝説の力は強いようだよ。

 

ローマ兵士が行ったどでかい出稼ぎ

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この人物はメチャメチャ稼いだ。
ローマの勇敢な兵士、マグヌスだ。
マグヌスは、4世紀にスペイン生まれの貧しい兵士の生まれだった。

ローマ軍に入隊し、各国の戦場に赴き功績を上げていった。
368年にスコットランドでローマ軍の反乱が起きた。

 

マグヌスはこれを鎮圧しようとスコットランドに出陣し

見事に反乱軍を打ち破る大手柄を上げた。

そしてブリタニア(当時のイギリスの呼び名)の首長の娘と結婚した。

首長の後継者となり、その後ブリタニアの全体の統治者となったのである。

 

更に出稼ぎは続いた。
マグヌスはスペインやフランスに、逆に攻め戻り西ローマ帝国を略奪した。

一兵士が出稼ぎに出て、ブリタニア(イギリス)を得て

さらにローマ帝国の半分を手にしたのである。

出稼ぎで最も稼いだ人物の一人である。

 

この話は伝説となり、アーサー王物語にも影響しているようである。

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アーサー王の叔父の出稼ぎで出来た、巨大な伝説?

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アーサー王の叔父と呼ばれる人物が、5世紀の中旬にいた。
彼の名は、アンブロシウス・アウレリアヌス。

アンブロシウスはフランスのブルターニュ地方に住んでいた。
成長したアンブロシウスは、海を越えてブリタニアに攻め込もう!
そう計画を立てていた。

略奪ではない。出稼ぎというより、仇討ちである。

アンブロシウスの兄はブリタニア王であったが、

家臣に討たれその座を奪われた。

 

兄の敵を討つために、フランスからブリタニアへ渡ったのだ。

宿敵ヴォルティゲルンと幾度となく戦い、

ついに降参させた。そして、ブリタニア王の座も奪い返したのである。

 

アンブロシウスは、仇討ちも出稼ぎも成功した。

そして、兄を弔うために石碑を立てた。

それが、ストーンヘンジという伝説もある。

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イングランドの征服という出稼ぎで、もたらせなかった物?

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1066年。

イングランドの歴史にこれほど衝撃を与えた事件はなかったかも知れない。

フランスを出港したノルマンディー公ギョーム二世は

イングランド南部に着岸し、迎え撃つイングランド王ハロルド二世と戦った。

 

両軍激しく戦ったが、ハロルド二世は矢で打ち抜かれ絶命し

ギョーム二世がイングランドを乗っ取った。

 

世にいう、「ノルマンコンクエスト」である。
(フランスに住むノルマン人のイングランド征服)

これにより、ギョーム二世はウィリアム1世としてイングランド王となった。

イングランド公用語もその後300年ほどフランス語となり、多くのフランス語が英語に取り入れられた。

 

しかし、なぜかフランス料理はイングランド料理に取り入れられず、
今でも人々はフィッシュ・アンド・チップスを多く食べている。

不思議なものである。

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追伸:

ちなみに、ブルターニュ地方にある世界遺産で有名なモンサンミッシェル

モンサンミッシェルは、イングランドを征服したウィリアム1世の曽祖父リシャール1世によって建てられたのである。

 

 

赤バラ組の最終兵器 

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それはイングランドでバラ戦争が起きていた15世紀のことであった

イングランド王室がランカスター家(赤バラ)とヨーク家(白バラ)に分かれて争い合った。

時世は白薔薇が制していた。

三代にわたって白バラ組がイングランド王となり

赤バラ組は風前の灯火であった。

 

この時、ある人物にスポットが当たった。

フランス在住のヘンリー・テューダーという人物である。

 

テューダーというウェールズ人の家系で、

かつ赤バラ組の血を引く人物である

 

ヘンリーは、悪王で名高いリチャード三世を攻めて

イングランド王を奪い取る決意をしたのだ。

 

反リチャード派、ウェールズ軍の支援もあって、

ヘンリーはリチャード三世を倒し、ヘンリー7世としてイングランド王となった。

出稼ぎ成功である。そして新たなイングランド王の伝説が始まった。

ヘンリー7世の孫が、エリザベス1世である。

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最後に

ヘンリー7世がなぜ勝てたのか?

自分がアーサー王の再来だ!とふれ込み

人々の協力を得ることが出来たから、という説もある。

伝説の力はすごい。

 

 

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美男と野獣の「シング」、憧れのロック歌手

その他 音楽

お題「2枚目に買ったCD」

  

「2番目に高い山知ってる?」
「最初に空を飛んだのは?」


1番目はすぐに出てくる。

世界一はエベレスト。日本一は富士山。高さだって言える。

最初に飛行機で空を飛んだのはライト兄弟である。

しかし、2番目となると全く出てこない。印象に薄すぎる。 

 

先日、友達とこんな会話になった。

最初に買ったCDは覚えてる?

うん、高校の時だけどすぐ言えるよ。

じゃあ、2枚目に買ったCDは?

ん〜どれだったかな。

 

もう30年近く前のことである。

しかし、2枚目に買ったCDは最初に買ったCDよりも鮮明に覚えていた。ヴォーカルが美男と野獣の様な強烈なインパクトがあり、僕を夢中にさせたからだ。

 

高校生だった僕は、チェッカーズや安全地帯を卒業して洋楽に興味を持つようになった。マイケル・ジャクソン、ワム、マドンナ、などが大活躍し始めた自体。深夜やっていた洋楽番組、MTVを毎回見ていた。

そんな中で、初めてCDを買った。これはよく覚えている。フーターズと呼ばれるフォーク系のロックバンドのアルバムである。楽しく優しい曲が多かった。

僕はおとなしい性格ではあるが、闘志を内に秘めるタイプで、いざと言う時にエネルギーを発散するクセがあった。

 

もっとパワフルな曲はないだろうか、僕の魂に火を点けるような熱いバンドは無いだろうか、MTVを食い入るように見て、レンタルショップも探し回った。

 

そのバンドに出会うには、さほど時間はかからなかった。彼らは既にメジャーバンドになり掛かっていた。

初めて見た時に、初めて聴いた時に、そのインパクトに僕はドギモを抜かれた。

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口がデカい。しかもデカい口を目一杯あけて歌う。デカ過ぎる。

声がパワフルだ。

 

太いハスキーヴォイスで、デカイ口から大声量で叫ぶ声に、飲み込まれ圧倒される。凄いパワーだ。僕の血が煮えたぎる。

 

なのにセクシーだ。

長い金髪を振り乱し、誘う様な目つき表情で長い手足をくねらせながら、歌っている。 

 

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時にはセクシーに妖艶に、時にはステージを走り回り、野生の動物のように大きな口を開け、吠えるように叫んでいる。

 

美青年と野獣が足し合わさったロックスターであった。

 なんてカッコいいんだろう。

こんなロック歌手、日本にいない。

いや、世界でも見た事がない。

 

僕はこのバンド、このヴォーカルの虜となった。

 

www.youtube.com

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エアロスミススティーブン・タイラー

 

全てのCDを買った。

全ての曲を聴いた。

全ての曲を、真似て歌おうとした。

 

残念ながら、僕は彼のように

口は大きくなく

手足は長くなく

美青年でもなく

パワフルな声もなく

カラスが鳴くような声にしかならなかった。

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ドジョウすくいの様な踊りにしかならなかった。

さすがにロックスターとは器が違いすぎた。

 

しかし、彼の真似をして歌っている時は、楽しかった。まるで、彼のように、パワフルでセクシーな野獣になった様な気になった。

闘志を内に秘め、いざと言う時にエネルギーを大発散する僕の性格を、十分に満たしてくれた。

 

あれから、30年近くたった。

10年以上彼の歌を聴いていなかった。

今の彼は68歳。しかし、まだ現役でバリバリ歌ってた。

 

久しぶりに見てみた。

変わらない大きな口。 

変わらないパワフルな声。

いや、若い頃よりパワーがあるかも知れない。

相変わらずカッコいい。

美青年が美壮年になっていた。

 

何だこの人は

何なんだこの男は

www.youtube.com

 

エアロスミス、スティーブンタイラー。

改めて僕はこの男に惚れ込んだ。

魂を熱く煮えたぎらせると、僕にとって永遠の憧れのロックスターである。

 

※追伸

公開中の映画「シング」で、エアロスミスの初期の曲が使われてますね。

 

 

エアロスミスのデビューアルバムに収録されている、ドリーム・オン(Dream on)という曲です。

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