イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ

ウェールズ語ではウェールズの事をカムリ(仲間)と言います。ウェールズの歴史、イギリスの歴史、アーサー王、イギリスの歴史に関連する内容を中心に記事を書いています。

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「七つの大罪」の罪の意味と罪の重さ 

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 File:Botticelli ChartOfDantesHell.jpg

 

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こんにちは、たなかあきらです。
漫画七つの大罪では、ブリタニア(古代のイギリス)を舞台として、リオネス王国奪還篇では、七つの大罪人のメンバーたちが活躍し、聖騎士団たちを倒してリオネス王国を取り戻した内容でした。

この漫画に描かれている「七つの大罪」の原形はどこから来たのでしょうか?
またそれぞれのどんな罪の意味や、重さなのでしょうか?

人類における「七つの大罪」(The Seven Deadly Sins)の発祥から、その歴史についてお話いたします。

 

(こちらもご覧ください)

www.rekishiwales.com

 

七つの大罪の歴史

7つの大罪」は、キリスト教カトリックの用語で、人間を罪に導く可能性のある欲望や感情を示すもので、「傲慢」「憤慨」「嫉妬」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」です。

 

七つの大罪の原形は、4世紀のエジプトの修道士エヴァグリオス・ポンティコスの著作に、八つの枢要罪(すうようざい)として表された悪徳のリストです。これが改良されていきました。

 

当初、八つの枢要罪は厳しさの順序によると、罪の重い方から「傲慢」、「虚飾」、「怠惰」、「憤怒」、「憂鬱」、「強欲」、「色欲」、「暴食」でした。

 

この八つの枢要罪6世紀後半に、グレゴリウス1世によって、八つから七つになり、順序も変更されました。

 

その後、「虚飾」は「傲慢」に、「憂鬱」は「怠惰」に統一され、「嫉妬」が追加されました。こうして、七つの大罪となったのです。罪の重い方から並べると、

「嫉妬」
「傲慢」
「怠惰」
「憤怒」
「強欲」
「色欲」
「暴食」

となります。

 

キリスト教の正典の聖書の中で七つの大罪について直接は書かれていません。

 

神曲での「七つの大罪

13世紀から14世紀にかけてのイタリアの詩人・政治家、ダンテ・アリギエーリの代表作「神曲」(しんきょく)の煉獄(れんごく)篇で、七つの大罪が表現されています。

 

カトリックで煉獄とは、死者の霊が天国にはいる前に、ここで火によって浄化されるという天国と地獄との間にある場所です。地獄を抜けたところにある台形の山で、地球の中心から見て、エルサレムと反対側にあるそうです。


煉獄には下から登ると順に七つの冠(頂上)があり、生前になした罪を浄めつつ上へ上へと登り、浄め終えるとやがては天国に到達するそうです。  

(罪の重い順に上がっていきます)


第一冠 高慢者 「傲慢の罪」

生前、高慢の性を持った者が重い石を背負い、腰を折り曲げます

 

第二冠 嫉妬者 「嫉妬の罪」

嫉妬に身を焦がした者が、まぶたを縫い止められ、盲人のごとくなります

 

第三冠 憤怒者 「憤怒の罪」

憤怒を悔悟した者が、朦朦たる煙の中で祈りを発します

 

第四冠 怠惰者 「怠惰の罪」

怠惰に日々を過ごした者が、ひたすらこの冠を走り回り、煉獄山を周回します

 

第五冠 貪欲者 「強欲の罪」

生前、欲が深かった者が、五体を地に伏して嘆き悲しみ、欲望を消滅させます

 

第六冠 暴食者  「暴食の罪」

暴食に明け暮れた者が、決して口に入らぬ果実を前に食欲を節制します

 

第七冠 愛欲者 「色欲の罪」

不純な色欲に耽った者が互いに走りきたり、抱擁を交わして罪を悔い改めます

 

これで、七つの大罪は浄化され、山頂に上ることが出来るのです。山頂は、地上楽園( 常春の楽園)で、煉獄で最も天国に近い所で、かつて人間が黄金時代に住んでいた場所を言います。ここから、天国に行けるのです。
(参考:ウィキペディア

 

漫画七つの大罪のメンバー

 

 漫画七つの大罪のメンバーを、神曲で描かれている罪の重さ順に並べてみました。
(数字は闘級)

「傲慢の罪」:エスカノール(15)

「嫉妬の罪」:ディアンヌ(3250)

「憤怒の罪」:メリオダス(3370)

「怠惰の罪」:キング (4190)

「強欲の罪」:バン(3220)

「暴食の罪」:マーリン(4710)

「色欲の罪」:ゴウセル(3100)

 

こうしてみる限りでは、キリスト教神曲での七つの大罪の罪の重さと、キャラクターの等級などは、関係は無さそうですね。 新たに何かわかったら、記事にしていきます。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。 

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