(17.9.7記事更新)
こんにちは。ウェールズ歴史研究家、たなかあきらです。次回2020の東京オリンピックの開催まで、3年ほどになってきました。とても楽しみです。今回はオリンピックの歴史について取り上げたいと思います。
古代オリンピックはギリシャ時代にアテネで始まった、というのは皆さんよくご存じだと思います。では現在行われている、近代オリンピックの発祥の地は、どこでしょうか?
・ギリシャのアテネ
・フランスのパリ
・イギリスのシュロップシャー
では答えを合わせていきましょう。
- 近代オリンピックを始まりの謎
- 簡単なオリンピックの歴史
- 近代オリンピックの発祥の地
- 近代オリンピックの始まりは酒を断たせるため?
- マッチ・ウェンロックのオリンピックの競技内容は?
- ウェンロック・オリンピックの広がり
- 近代オリンピック開催への大きな出会い
近代オリンピックを始まりの謎
通例の近代オリンピックの創始者
簡単なオリンピックの歴史
近代オリンピックの発祥の地
クーベルトンが目撃した、イベントが開催されていたのはイギリスのシュロップシャー(Shoropshire)のマッチヴェンリック(Much Wenlick)と呼ばれる街で、イングランドとウェールズの国境付近に位置します。そこで、近代オリンピックのもととなる競技が行われていたのです
・こんな街です
近代オリンピックの始まりは酒を断たせるため?
ブルーケスは大衆の人々の肉体的なトレーニングにとても興味を持
マッチ・ウェンロックのオリンピックの競技内容は?
ウェンロック・オリンピックの広がり
古代オリンピック復活の障壁
たかがウェールズ国境にいる田舎医者の、取るに足るない浅はかなアイディアだと軽蔑されたのです。
しかし、ブルーケスはそれでもオリンピックの復活と普及を目指して、活動を続けました。その姿をみて、ロンドンにいるギリシャの代理大使がブルーケスに手紙を送りました。
「あなたが古代オリンピックを復活させようとし続けていることは、ギリシャ人として借りを感じずにはいられません。」
近代オリンピック開催への大きな出会い
1890年にクーベルタン男爵はウェンロック・オリンピックを見に行きました。それを見てクーベルタンはブルークスの熱意とウェンロック・オリンピックに心を動かされ、古代オリンピックを復活させようという共通の夢を実現しようと決意しました。そして国際オリンピック委員会(IOC、International Olympic Committee)を設立するに至ったのです。
クーベルタンはその時、ヴェンロックの地に植えたフランスのカシの木は、現在も生えているそうです。
クーベルタン男爵は世界中から称賛され、ブルーケスもまた真新しいアテネのオリンピックスタジアムのセレモニーに招待されました。
近代オリンピックの夏季大会はこれまでに32回開催され、第33回目が2020年に東京で開催されます。近代オリンピックの発祥となったウェンロック・オリンピックは今もなおイギリスで毎年開催が続けられています。
Wenlock Olympian Society, organisers of Wenlock Olympian Games
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最後まで読んでくださり有難うございました。
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