ヴィンランド・サガ シーズン1 第2話「剣」の歴史上の出来事

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西ヨーロッパに出現して略奪行為を繰り返した最強の戦士軍団「ヴァイキング」。

ヴィンランド・サガは10世紀に最強の戦士といわれたトールズの息子トルフィンは幼いころからヴァイキング達の戦場を生き抜いていました。その中で生き方に目覚め理想の地ヴィンランドを目指すストーリです。

ヴィンランド・サガのそれぞれの話には、実際の歴史上の出来事が含まれています。

今回は、シーズン1 第2話「剣」の歴史上の出来事についてご紹介します。

 

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イングランド軍によるヴァイキング虐殺(1002年)

 

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エゼルレッド2世

 

<アニメの場面>

イングランド北部ノーサンブリア伯領内のヴァイキング拠点で、 土曜日にヴァイキングが入浴している時を狙って、 イングランド軍がヴァイキングたちを襲い、 大量虐殺をした場面です。

 

<歴史上の内容>

ヴァイキングたちは980年頃から、 イングランドを襲うようになっていました。その都度、 平和的に解決するためイングランドはヴァイキングに退去料を支払 っていました。

しかし、ヴァイキングの襲撃は頻繁に起こり、 当時のイングランド王エゼルレッド2世は、 財政負担に悩まされていました。

 

そこで、1002年にエゼルレッド2世(無思慮王)は、 イングランド在住のデーン人(デンマーク人のこと) を虐殺したのでした。

 

ヨーム戦士団のイングランド侵攻開始(1003年)

 

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スヴェン1世


<アニメの場面>
 

ヨーム戦士団のフローキがトールズにヨーム戦士団に戻るよう説得する場面がありました。

話の中で、シグヴァルディを首領とするヨーム戦士団はデンマーク軍と連携し 、イングランド侵攻が始まる場面です。

デンマークのスヴェン王は、 ヴァイキングたちがイングランド兵に虐殺されたことが、 イングンランド侵攻への口実になる、との発言もありました。

 

<歴史上の内容>
当時、デンマークはノルウェーからの支配を嫌い、 ヨーム戦士団と手を組んでいました。デンマーク王のスヴェン1世 は、1002年に起こったイングランド軍によるデーン人虐殺の報 復をするため、1003年から北欧各国からも兵を集めてイングラ ンドへ攻撃を始めました。

スヴェン1世はエゼルレッド2世を破り、イングランド王の位まで奪いました。エゼルレッド2世のヴァイキング虐殺は大きな裏目に出たのです。(無思慮王)

 

ヨーム騎士団について

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<歴史上の解説> 

ヨーム戦士団は、実際にはヨムスヴァイキング( またはヨームのヴァイキング、Jomsvikings)は、10世紀~11世紀にかけて戦闘で活躍した軍団です。

 

デンマークのハーラル1世がヨムスボルグに城塞を作り( 場所は不詳)、パルナトキが首領となり作った軍団が、 ヨムスヴァイキングと言われています。

パルナトキを後継した首領がシグヴァルディで、兄弟の「 のっぽのトルケル」も加わりました。

 

シグヴァルディはスヴェン王と手を組んで、 ノルウェーを攻撃してハーコン王を倒そうと約束をしました。 このため、第1話の初めに登場する、986年のヒョルンガヴァー グの戦いが起こりました。

 

※詳細は不明ですが、トルフィンの父トールズ・スノーレソンは実在人物です 

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