(18.7.28更新)
こんばんは。ウェールズ歴史研究家を名乗る、たなかあきらです。
最近は、漫画「七つの大罪」の登場人物と、アーサー王物語に出る登場人物の関係を、見つけることが、楽しみになっております。
今回は、バンとエレインについてお話します
バンのモデル人物は誰?

「バンって、実際は何者なの?」

「漫画「七つの大罪」に登場する、とてもナンパで軽い不死身の男だよ」

「強欲の罪のバンですね」


「そうです。バンって、モデル人物がいるんしょ。誰なの?」

「バンと言えば・・・、あっ、バン王? でもまさか、あのバン王?」

「バン王って誰ですか?」

「アーサー王物語に登場する、フランス・ベンウィック国の王、バン王だよ。でも、しかし、、、、バンのチャラチャラして欲しいものは強奪する性格は、バン王とは大きく違うような気がするな」


「バン王は、自分の国は敵に攻められ苦しいのに、アーサー王のブリタニア統一に力を貸したりしていたものな。それに、敵に攻撃されて城は燃え、バン王も非業の死を遂げたのものな」

「じゃ、アーサー王物語に登場するバン王はバンのモデルじゃなさそうですね」

「でも、このシーンを見て、もしや、と思ったんだ」


「死者の都の近くの村で、出会ったエレンですね(エレインとバンは呼んだ)」


「生命の泉の聖女、エレイン。バンの恋人ですね」

「そうなんだ。エレインは、アーサー王物語の中では、バン王の妃なんだ。でも、あまりにもバン王とバンは違いすぎる・・・・」
「も、もしや・・・・・・・」


「実は、バン王の息子は、湖の騎士「ランスロット卿」なんだ。円卓の騎士の中では最強の騎士であり、アーサー王の妃グウィネヴィアと不倫に陥った騎士、ランスロット。さらには、アーサー王に背き、戦いまで起こしたのも、ランスロット。しかも色男」
「これは、もしや・・・」
エレインのモデル人物は? バンとの関係は?

「多分、もしや、だと思いますよ。バンのモデルは、ランスロット卿じゃないですか? バンは欲しいものは強奪するし、ランスロット卿はグウィネヴィアを奪うでしょ。バンは筋肉粒々でハンサム、ランスロット卿も強い色男の騎士で、バンはチャラチャラとナンパで、ランスロット卿も女性関係がいろいろあるでしょ」


「そうだな、バンは『七つの大罪』団長であるメリオダスの命を狙い、謀反を起こしたこともあるし、ランスロット卿はアーサー王に戦いを挑むしな」

「バンは、アーサー王物語のランスロット卿がモデルの可能性が考えられますね!」

「そうだな。漫画「七つの大罪」に登場するバンは、アーサー王物語のバン王とランスロットを一体化した人物が、モデルになってるのかもしれないな」

「ところで、ランスロット卿の妻の名前は?」

「結婚はしてないけどランスロット卿の子供を産んだ女性の名前も、エレインだよ。偶然かもしれないけど、ランスロット卿は母の名前も、エレイン」

「まじですか? ふふふ、これは益々、可能性が・・・」

最後に
アーサー王物語ではエレインはランスロットにぞっこんとなり、ランスロットに魔法をかけて夜を共にして、その時に子供が出来たのでありました。産まれた子供は、円卓の騎士、ガラハッド卿です。バンとエレインにも子供は生まれるのでしょうか?
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