円卓の騎士、ランスロット卿の家系図を描いてみた

こんばんは。ウェールズ歴史研究家を名乗る、たなかあきらです。
いや~、最近は記事を書いていても人の名前が多くて、頭の中がパンクしそうです。
やっぱり、何事も整理して、すっきりさせることが必要ですね。
「アーサー王物語に登場する円卓の騎士たちは、数多くいますよね」
「円卓の騎士は、13人とも25人とも言われ(さらに多い説もあり)、それぞれが親子だったり、兄弟だったり、つながりが複雑で、分かっていても頭が混乱してくるんだよ」
「本当にそうですね。横文字ですし、似たような名前も多くあって、僕も頭の中がぐちゃぐちゃになって来ちゃいました」
「そこでだ、今回はランスロット卿の家系図を描いて、整理してみたんだ」
「それ、頭も整理できて助かります」
「ひゃ~、複雑すぎる!! この中に、どんだけ円卓の騎士がいるのですか???」
「ランスロット卿、ガラハッド卿、エクター・ド・マリス卿、ライオネル卿、ボールス卿かな。とりあえず、みな簡単に紹介しよう」
①ボールス王、バン王:
フランスのブリタニー地方の王で、アーサー王のブリタニア統一に協力。フランクのクラウダス王に殺される。
②ランスロット卿:円卓の騎士
バン王の息子で、円卓の騎士の中で最強。アーサー王妃のグウィネヴィア王妃との不倫が有名。
③エクター・ド・マリス卿:円卓の騎士
ランスロットの半弟。ランスロット卿に味方し、アーサー王と戦う。
④ガラハッド卿:円卓の騎士
ランスロット卿の息子で、聖杯探索で大活躍する。
⑤ペレス王:
カルボニック城主で、ランスロットに魔法をかけて、娘エラインと床を共にさせる。出来た子供がガラハッド卿。
⑥ボールス卿:円卓の騎士
ボールス王の息子で、ランスロット卿の従兄弟。ランスロット卿の最大の味方。
⑦ライオネル卿:円卓の騎士
ボールス王の息子で、ボールス卿の弟。ランスロット卿やボールス卿と行動を共にする。
⑧エリアン卿
ブランデゴリスの娘クレアはボールス卿に恋し、ボールス卿に魔法をかけて床を共にする。その時に産まれた子供。
「この家系図があるのと無いのとでは大違いですね。複雑ですけど、多少すっきりしてきました」
「役に立ってもらえるなら、嬉しいよ」
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最後まで読んでくださり有難うございました。
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