イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ

ウェールズ語ではウェールズの事をカムリ(仲間)と言います。ウェールズの歴史、イギリスの歴史、アーサー王、イギリスの歴史に関連する内容を中心に記事を書いています。

中世騎士たちの筋力トレーニング方法(動画付き)


f:id:t-akr125:20191208193904p:plain


今のようなトレーニングジムがない時代で、

重い甲冑を着て戦いに生き抜くために

中世の騎士たちはどのような筋トレをしていたのでしょうか?

甲冑を着たトレーニングを再現した動画も参考に、簡単にご紹介します。

 

👉こちらもご参考に!

・西洋の鎧 各部の構造と名称、画像や動画 

・チェインメイルや西洋の甲冑 古代から中世の鎧の歴史

・中世のロングボウとクロスボウ どちらが強いか。なぜロングボウが活躍できたのか?

中世騎士たちの筋トレの目的

f:id:t-akr125:20191208194018p:plain


中世の騎士も筋トレが必要でした。

しかし、現在の筋肉を大きく強そうに見せる(筋肉美) ための筋トレではなく、敵を倒して戦場で生き伸びるための死活的なトレーニングでした。

 

重い甲冑を着たまま、俊敏に動き、重い剣や盾を素早く・力強く・ 的確に敵に攻撃をしかけたり防御したりしなければなりませんでした。さらに、 長時間の戦闘にも耐えうるスタミナも持ち合わせなければなりませ ん。

 

中世の騎士たちの時代にはジム施設こそないものの、 生き抜くためのトレーニングをしていたのです。その方法を9種 類ご紹介します。

 

それぞれのトレーニングをどのくらいの時間、どんな頻度で行われていたのか、 また詳しい方法もはっきりとは分かっていませんが、中世の騎士たちはこんな方法で筋トレを行っていたのだろう、 という参考にしていただきたいと思います。

 

中世騎士たちの筋力トレーニング方法

①長剣のトレーニング

2kgもある長剣(ロングソード)を使い、腕、肩、手首なあどの筋力の強化と動きの練習です。

 

 

②ハンマーや槌矛のトレーニング

相手の鎧を破るために使われた、重いハンマーや槌矛(メイス、つちほこ)を振り回すトレーニング。

 

16種類のトレーニング方法(突き、振り回す、スクワット、片手持ち上げ、ダンベルやベンチプレスのように使う etc)で、肩・腕・背中などが鍛え上げられます。

 

③ 重いものを投げる

甲冑を着たまま、大きな石を投げる。または、 牧草を束ねた塊を投げることを繰り返します。

 

④梯子の上り下り

甲冑を着たまま、長い梯子を上り下りを繰り返します。

 

束ねた牧草の塊と梯子のトレーニング方法(③と④)

 

⑤甲冑を着たままで基礎トレーニング

甲冑を着たままで、腕立て伏せ、スクワット、走る、パンチ、キック、 重いものを押す・引く、後ろ向きに歩く、など激しく動きます。かなり、キツそうです。

 

 

⑥甲冑を着たまま壁を登る

 甲冑を着たまま、手と足で石の城壁など、壁を登ります。今では、 ロッククライミングやボルタリングを甲冑を着てやるイメージです。

 

⑦雲梯(うんてい)運動

甲冑を着たまま、腕で雲梯を移動します(上下、水平方向)。

 

⑧ 甲冑を着たままでんぐり返し

甲冑を着たまま地面でんぐり返しをします。レベルが上がればジャンプして空中でも行います。

 

⑥〜⑧の動画です。

 

⑨実戦練習

甲冑を着て剣と盾を持ち、実戦練習です。ずっと続けると凄い消耗するでしょうね。

 

 

 参考:10 Workout Tips From a 14th Century Knight | Mental Floss

 

👉こちらもご参考に!

・西洋の鎧 各部の構造と名称、画像や動画 

・チェインメイルや西洋の甲冑 古代から中世の鎧の歴史

・中世のロングボウとクロスボウ どちらが強いか。なぜロングボウが活躍できたのか?

 

取材、記事のご依頼、お問い合わせはこちらまで t.akr125@gmail.com