イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ

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中世の西洋剣 種類と特徴

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こんにちは 、たなかあきらです。今回は中世の剣についてお話いたします。

中世の騎士にとって、剣は最も重要な武器です。剣や鎧は技術などの進歩によって、変化してきました。

剣の主流は敵を斬ったり、切断したりする切断武器で、中世の早い時期にはヴァイキングが好んで使いました。中世の西洋剣は、ヴァイキングソードをもとに改良されたとも言われています。

では、中世の西洋剣は改良されてどんな種類の剣があったのでしょうか?

 

ヴァイキングソード

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ヴァイキングソードに関する動画:The Ulfberht Viking Sword - YouTube

  

 

中世のさまざまなタイプの剣

 

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中世の初め頃の剣は、真っ直ぐで両刃の剣が使われました。より重く強力に、より軽く身軽に、より機能的になど変化しました。形も改良されて、楔かたびらのなどの鎧を簡単に突き刺す剣も登場しました。様々なタイプの剣が、活躍するようになりました。

 

大きさも、ブロードソードと呼ばれる幅広で30インチ(約76cm)の剣から、グレートソードと呼ばれる72インチ(約183cm)の大型の剣まで、バラエティーに富みました。

  

中世ヨーロッパの主な剣である、ブロードソード、ファルシオンソード、ロングソード、バスタードソード、シミタールソード、グレートソードなどご紹介します。

 

初期の両刃の剣

ブロードソード(Broad sword)

 

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中世の剣の中では初期の物で、6世紀から使われていました。ブロードソードは両側に刃先があり、根元は2、3インチ(5~8cm)程度で、先に向かって細くとがっていました。

ブロードソードの長さは30~45インチ(76~114cm)で、重さは3~5ポンド(1.5~2.3kg)程度です。

 

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片手持ちの軽めの剣 

ファルシオンソード(Falchion sword)

 

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ファルシオンソードは、11世紀から16世紀にかけて使用され、十字軍に参加した中世騎士たちに人気がありました。

片手持ちの剣で、短く片刃で先に行くにしたがって幅広になる刀身が、よく知られています。 実際は片刃をそのまま長くしたような、剣鉈(切っ先のある鉈)のような外見が主流でした。

長さは37~40インチ(約94~102cm)、重さは1~2ポンド(約0.45~0.9kg)です。

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大型で重い剣

グレートソード(Great sword)

 

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グレートソードは大型で、両手で持つ剣です。重さは6~10ポンド(2.7~4.5kg)もあり、刃の長さは50~72インチで(127~183cm)、更に18~21インチ(46~53cm)ほどの柄がつきました。この長い柄が、重い剣を両手で持てるようになっています。
グレートソードがヒットしたら、ひとたまりもないでしょうね。

 

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両手、片手持ち兼用剣

ロングソード(Long sword)

 

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両手、片手持ちの両用の剣で、片手半剣とも呼ばれます。バスタードソードと同じとして扱われることもあります。

重さは5~8ポンド(2.3~3.6kg)であり、刃の長さは40~48インチで(102~122cm)、更に10~15インチ(25~38cm)ほどの柄がつきました。この柄では、片手でも両手でも剣を持てるようになっています。

ブロードソードやグレートソードと比べて薄くて軽く、手でたわませる事もできます。

 

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バスタードソード(Bastard sword)

 

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両手、片手持ちの両用の剣で、片手半剣とも呼ばれます。切ることも突くこともできる中間の剣で、ロングソードと同じとして扱われることもあります。

バスタードソード - Wikipedia

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三日月剣

シミタールソード(Scimitar sword)

 

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シミタールソードは十字軍と戦ったサラセン人たちの最も広く使われました。シミタールは特徴的な形で、曲った刃で先端は鋭くとがっています。刃の長さは30~36インチで(76~92cm)。三日月刀とも呼ばれています。

馬上から敵を斬りつける攻撃によく使われました。一撃は凄まじい力を生み、鎧を着た騎士に致命傷を与えました。

 

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こちらのシミタールはかなりごついですね

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突き刺す剣

イングリッシュ・タックソード(エストックソード)
English tuck sword(Estoc sword)

 

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14~17世紀のヨーロッパで広く使われ、突き刺すタイプの剣で鎧を貫通しました。エストックはフランス語で(英語ではタック)、突き刺す、尖った先を意味します。

鎧の発達に伴い、大型の打撃武器が主流となったが、楔かたびらや、プレート・アーマーなど隙間の多い鎧もまだ多く、隙間を突く武器が普及していました。量産でき手入れも簡単なことから、下級の雑兵用に普及しました。

※細い方の剣

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※動画に出てくる細い方の剣です

 youtu.be

 

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