
(18.7.30更新)
こんにちは、たなかあきらです。
イギリスのウェールズは世界で最もお城の密度が高いと言われている国で、
多くの歴史遺産が残っています。
今回第7回目は、ケルフィリー城でイギリス・ウェールズの首都カーディフの郊外に位置します。湖と緑に囲まれた荘厳で壮大な存在感あふれるお城です。
それではケルフィリー城の世界をお楽しみください。

のどかなウェールズに突如黒いお城


ウェールズをドライブしていると、とても気持ちいいですね~

街並みもきれいだし、自然が多いウェールズだから味わえる楽しさだな!


ん~ワタルさん。なにか気配を感じませんか?

どんな気配だい?

迫ってくる様な重い気配が・・・あっ、何か見えてきました。
でかっ!! お城だ!


君は感覚が鋭いな~あれが、ケルフィリー城だ!

物凄く大きいですね!行ってみましょう~

まずケルフィリー城の歴史についてお話ししよう。
ウェールズの攻撃を防ぐためにイングランドが建てた要塞

周りを湖に囲まれたお城で、イギリスではウィンザー城に次ぐ2番目の大きさを誇っているんだ。このお城の構造はbaileyタイプと呼ばれ、日本の平城の構造に似ています。


本当ですね。地図を見ると日本のお堀と天守閣の構造みたいですね。

もともとはローマ支配時代に砦が作られ場所に13世紀中頃に要塞が建てられたんだ。、
この要塞城もウェールズにあるんだけど建てたのはウェールズ人でなく、南ウェールズを侵略して付近を統治していたイングランドのギルバート・デクレアが建てたんだよ。

このお城も他の多くのお城と同じように、イングランドがウェールズを監視すること目的だったんですか?

これまで紹介したコンウィ城やカナーヴォン城などは、イングランド王エドワード一世が、ウェールズの最後のプリンス・オブ・ウェールズであるラウェリン・ザ・ラスト王を倒し、ウェールズを征服し威厳を示すために建てられたんだ。
このケルフィリー城は少し前の次期に建てられ、そのラウェリン王の侵攻を防ぐことが目的だったんだ。

なるほど、勉強になります!こんな巨大なお城を建設したということは、ラウェリン大王の攻撃はさぞ強かったんでしょうね。

オーケイ!歴史を知ったところでお城に行ってみよう!

はい!
湖をせき止めてダムまで作った要塞


湖を隔ててみると、荘厳ですがとても美しく見えますね。

その美しい湖はダムでせき止められて多重構造になっており、こんな風に作られたんだよ。左側の湖は152mも堰き止められているんだ。


(図はウィキペディアより)

すごい工事で、すごいお金をかけて作られたんですね。驚きです!

お城に入ってみよう!
今にも戦いが始まりそうな雰囲気のお城


門からいきなり威嚇され圧倒されます・・・攻撃しようにも心が折れますね・・・

うあ~でかい、怖い・・・・


ん~、今にも戦いが始まりそうな雰囲気ですね・・・

それは、面白ろそうだな。出てこい中世の騎士!
今回のお城まとめ:ケルフェリー城

筆者はケルフィリー城には花火大会が開催された時に訪れました。お城と湖をバックに打ちあがる花火は壮大でとても美しかった覚えがあるそうです。
このケルフィリー城は「ドクター・フー」や「魔術師 MERLIN」等のイギリスのテレビ番組に登場するので、ご覧になってお城の雰囲気を味わっていただければと思います。
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※ケルフィリー城の紹介動画
ウェールズ政府のホームページ
ドクターフ
Doctor Who 2010 – Filming inside Caerphilly Castle – YouTube
マーリン
Merlin S3 Filming in Caerphilly Castle 6-30-2010 – YouTube
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最後まで読んでくださり有難うございました。


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