読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ

ウェールズ語ではウェールズの事をカムリ(仲間)と言います。歴史深いウェールズに触れて下されば嬉しいです

MENU

僕の好きなビールは生ぬるいイギリスビール

イギリス

お題「好きなビール」

 

f:id:t-akr125:20161130230056j:plain

 

皆さんなどんなビールが好きでしょうか?

切れ味のあるビールですか?それともコクのあるビールでしょうか。
ライトなビールですか?黒ビールのようにどっしりしたビールでしょうか?

 

いずれのビールにしてもしっかりと冷えて、ごくごくごくっ、ぷはあっ、と最初の一杯を飲み干すときの旨さと言ったら、表現のしようがないほどですね。一日の疲れが一気に吹き飛ぶ快感の瞬間です。

 

僕も、たいていの日本人とまったく同じように、冷たいビールを喉を鳴らし感傷に浸っていました。

 

一方、世界中の色んなビールを試すチャレンジャーでもありました。
まずはその中でいくつか衝撃を受けたビールを紹介します。

 

衝撃を受けたビール

・最初の衝撃は、オランダのビール、ハイネケンを飲んだ時のことでした。
多くの日本人の人もこう思ったことでしょう。

「青くさっ!」

衝撃というより、あまりの青くさい味に抵抗感すら覚えました。しかし、何度か飲んでいるうちに慣れてきて、病みつき系の味というところでしょうか。

 

・次の衝撃はベルギービールを飲んだ時でした。
ベルギーに行ったときにスーパーでアルコール度数が十数パーセントと、日本では考えられない高濃度のビールを買い込み、ホテルで日本のビールと同じようにゴクゴク飲み干しました。そして、僕はあっという間にベッドに突っ伏していました。

その次の衝撃、これは僕のビールに対する考え方を大きく変える出来事でした。

 

ビールの飲み方が変わった衝撃  

f:id:t-akr125:20161130231356j:plain

 

それは、10年前のことでした。

僕は右も左も分からず、イギリスのウェールズの首都、カーディフ空港に降り立ちました。

まったく知らない土地でした。まったく事前の情報もなく、どんな場所なのか殆ど道でした。ウェールズへ行く前に日本でガイドブックを探そうとしたが、出版されておらず入手はできなかったのです。

次の日、僕は英語スクールのスタッフに連れられて地元のパブへ行きました。パブでの頼み方も、どんなビールがお勧めなのか全くわからなかったので、皆が頼んだビールと同じものを注文しました。


日本で飲む普通のビールと思っていましたが、そのビールの味は僕にとって衝撃的なものでした。

 

なんだ、このぬるいビールは!!

 

僕はキンキンに冷えたビールを、ごくんごくんと喉を鳴らしながら一気に飲み干す、いわゆるジャパニーズスタイルが大好きでした。というか、この飲み方しか知りませんでした。

 

こんな生ぬるいビール、ごくごく飲めるかっ!!
冷えたビールは無いのか、冷えたビールは!

ありません!

 

凍るほどに冷えたビールが好きだった僕にとって、それを飲むのを楽しみに働いていた僕にとってショッキングな出来事でした。
大きな生きる糧を奪われたように僕の心にはぽっかりとアナが開いたようでした。

 

しばらくたったある日、大勢の人数で大衆パブへ向かいました。また生ぬるいビールか、、、僕はあまり気が進みませんでした。

 

イギリスのビールの飲み方

 

f:id:t-akr125:20161130230256j:plain

ここで、イギリスのパブでのビールの飲み方を説明しておきましょう。

 

 グループで行く場合は、一人が全員に注文を取ってパブのカウンターに行き注文します。支払いはその場で行い、その人が自分のお金で全員分を支払います。

 

当たった人損じゃん!!

 

と思いましたが、大丈夫でした。次は別の人、次もまた違う人、とその場にいる人が順番に注文を取って支払う番が回ってきます。自分の番に回ってくる前に帰ってしまうと支払わなくても良い、とも言えます(笑)。

 

 

僕はまた生ぬるいビールか、と思いながら生ぬるいビールを頼みました。

 

やっぱりキーンと冷たいビールはないんでしょうか?と一緒に飲みに行った人に聞いてみました。

 

ないことなないけど、飲み方が違うんだよ。
ビールは一気に飲み干しちゃダメダメ。
みんなと会話を楽しみながら、ゆっくりとコーヒーのように飲むんだよ。
そんな一気に飲んじゃ、話せないじゃないか、味わえないじゃないか。
ゆっくり味わいながら飲もうよ。

 

そうか、ビールの存在する意味が日本とイギリスでは少々違うんだ、と僕は感じました。


ビールの楽しい飲み方

f:id:t-akr125:20161130231259j:plain

生ぬるいビールをゆっくりとコーヒーを飲むように味わって飲むと結構うまい。これはゴクゴク飲むビールじゃないな。会話を楽しみながらゆっくり飲むビールだ。冷たく冷やして一気に飲むビールじゃないな。


逆に、日本のビールはゆっくり味わうビールじゃないな。みんなとワイワイやりながら、景気づけにゴクゴクと飲みのど越しを楽しむビールだな。

ビール文化の違いに気がつきました。
ビールも郷に入っては郷に従えだ。

 

それ以来、僕は生ぬるいビールをのんびりと楽しむようになりました。

 

アイルランドですがギネスは僕の好きなビールです。

あれから10年が経ちました。日本では生ぬるいビールをゆっくりと飲む場所も機会もありません。10年前のエピソードを思い出しながら生ぬるーいビールを懐かしく思い出しています。良い場所あったら誰か教えてください!

 

 

f:id:t-akr125:20161130230938j:plain

 

 かんぱーい。

ごくごくごく、ぷはあっ、やっぱりこれがうまい!

僕は凍ったビールを飲み干しました。ここは日本、郷に入っては郷に従えです。

 

最後まで読んでくださり有難うございました。

 

 

取材、記事のご依頼、お問い合わせはこちらまで t.akr125@gmail.com