プリンス・オブ・ウェールズとはもともと、ウェールズの統治者の中で大きな支配力を及ぼした統治者が宣言し、イングランド王に地位を認めさせたタイトルです。 13世紀のウェールズでは、プリンス・オブ・ウェールズを宣言した統治者が初めて登場しました。 プリンス・オブ・ウェールズ率いるウェールズが、イングランドを征服したノルマン人(ノルマン朝イングランド)との戦いを繰り広げた、11世紀後半~13世紀末 […]
こんにちは、たなかあきらです。 アーサー王物語では、ランスロットの父はバン王となっています。 実在人物のバン王はブディック2世(BudicⅡ)と言われており、ということはブディック2世の息子は、実在人物のランスロットの可能性があります。 今回は、ブディック2世はどんな人物で、バン王とどんな共通点があるのかを調査し、さらに「ランスロット」との関連についても調べました。 ランスロットのモ […]
※監獄から脱出しようとするグリフィズ・アプ・コナン ウェールズは外敵だけでなく内乱も多く起きており、特に内乱が続いた時代もありました。 今回第5話は、大王がウェールズを統一した後、再び王家が分裂してウェールズの主導権が目まぐるしく変わった、ウェールズ版の南北朝時代(950年~1181年)についてお話しいたします。 ※時代の区切りや呼び方は、たなかあきらが独自に表現しているものです※簡単なウ […]
こんにちは。たなかあきらです。 円卓の騎士の中で、興味深くまた大いに活躍している人物の一人が、パーシヴァルです。パーシヴァルにもモデルになった実在人物がいます。 パーシヴァルの実在人物を追っていると、アーサー王のモデル人とも呼ばれている人物にもつながってきました。 今回は、アーサー王物語に登場するパーシヴァルと実在人物を比較するとともに、実在人物のアーサー王とパーシヴァルの関係を調べてみま […]
こんにちは、たなかあきらです。 今回はイギリスの正式名称やイギリスの名前の由来、イギリスの大部分を占めるグレートブリテン島を構成する国々、イングランド、スコットランド、ウェールズの違いについて、それぞれの国が成立した歴史について、お話いたします。 👉こちらの記事もご参考に 分かりやすい中世のイギリスの歴史①(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド) […]
アントニヌスの長城 こんにちは、たなかあきらです。 イギリスの世界遺産の中に「ローマ帝国の国境線」があります。 今回は、「ローマ帝国の国境線」の概要と歴史的背景、国境線に作られた2つの壁に囲まれた地域の概要についてもご紹介いたします。 👉※ハドリアヌスの長城について詳しくはこちら イギリスの世界遺産 「ハドリアヌスの長城」の歴史 ローマ帝国の国境線とは? 「ローマ帝国の国 […]
こんにちは、たなかあきらです。僕は「寿司」が大好きです。 毎日、寿司を食べていても飽きないくらいです。 ところで、「すし」の歴史は知っていますか? 「すし」は古代から大きく変化し、「寿司」となって現在は日本だけでなく、世界中で親しまれています。 当初「すし」はとても手間のかかる料理で、様々な簡素化を経て「寿司」になっていったのです。 「すし」の歴史を知って、「寿司」を美味しく楽しみましょう! […]
こんにちは、たなかあきらです。 イギリスの世界遺産の中に「ハドリアヌスの長城」があります。 今回は、ハドリアヌスの長城建築された当時の歴史的背景、建築した人物についてご紹介いたします。 👉こちらの記事もご参考に! ローマ帝国の国境線 ハドリアヌスの長城とアントニヌスの長城の歴史 ハドリアヌスの長城とは? ハドリアヌスの長城の歴史的背景 ローマ帝国支配下のブリタニアの状況 ハ […]
1-4世紀のブリタニア地図 こんにちは、たなかあきらです。 今回は、ブリタニアの歴史について紹介いたします。 ブリタニア(Britannia)とは古代のグレートブリテン島が、1世紀~5世紀初めまでローマ帝国の属州であった頃を中心とする呼び名です。 (ケルト系民族が移住し始めた紀元前11世紀頃から、アングロサクソン族の支配が広がった7世紀までとする説もあります) 今回は主に、ローマ帝国支配の […]
こんにちは。たなかあきらです。 ブルターニュはフランスの北西部にあり、イギリス海峡に面したブルターニュ半島に位置する地域です。 ブルターニュに住んでいる人々は、ケルト系民族でブレトン人やブルターニュ人と呼ばれています。 この「ブルターニュ」という名前は、現在のイギリスやイタリア(ローマ帝国)との関連も深く、歴史を振り返ってみると起源が分かります。 今回は古代~中世のブルターニュの歴史を簡単 […]