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イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ

ウェールズ語ではウェールズの事をカムリ(仲間)と言います。歴史深いウェールズに触れて下されば嬉しいです

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仕事の歴史通になると仕事の失敗が減る?

この仕事、前任者から十分に引き継いでないのでよくわかりません!

 

こんなことを言われた事はないでしょうか?

前任者のやってきたことを引き継いでない、ということは時間もお金も物凄くロスをしてしまっていると思いませんか?

 

自分の仕事の歴史を知らないのは大きなロス

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批判するつもりはありませんが、超大手の自動車会社さんの担当者と打ち合わせをしていると、こんな場面によく出くわします。

 

もったいないなあ、僕の時間も奪われて面倒くさいなあ~

 

歴史は連続的に起こっていると思うんです。
過去の長い歴史を見ても不連続になっていることは、ポンペイのように自然災害でいきなり町がなくなってしまったとか、そうでもない限り連続的だと思うのです。

 

過去の自社の仕事の歴史を知らなかったために、いくつかのロスをしている例を挙げてみます。

・過去の開発内容を知らずに開発を進めていたら、お前また同じことをやっているのか?と古くからいる上司の上司に指摘された

・改良、改良をつづけて使ってきた装置。なぜ改良してきたか、過去の経緯を知らずにさらに改造して、うまく働かなくなってしまった

・今の組織の意味を考えずに強引に組織をある目的のために変えたら、これまでの仕事がうまく流れなくなって、結局元の組織に戻した。

 

同じような経験、ありませんか?

(進歩していくためには変化や改革は必要です。しかし過去の歴史を知ったうえで吟味したうえでやることが必要と思います)

 

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一番目をもう少し話しますと、過去に開発して失敗していたことがあるのに、それを知らずにまた同じ開発を同じようにしていることがありました。5年くらい前ですと知っている人がいるので繰り返さないのですが、10年くらいたつと過去を覚えている人がいなくなるので、また同じ失敗を繰り返すのです。


昔やったことを全然ふりかえってないな!と言ってくれる人が残っていればいいのですが、これは大きな無駄です。

 

過去の歴史を知らずに不連続にすると、こんなことが起こりがちです。仕事の内容も歴史を知って過去から連続的な流れにして、やる内容を考える必要があります。

 

歴史上も歴史を繰り返している

 

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世界史、日本史など様々な歴史は、とてもドラマがあり、ストーリーがあり、思想がありとても面白いです。 先人・偉人の教えがあり、それを生かすことも出来るのでとても勉強になります。

同じように、自分の身の回りのモノ、事象の歴史を知って行動する。そこからも大きな学びがあり、即行動に移せる。これが最も大事なことじゃないかなと僕は思います。

 

僕の興味の的であるウェールズの歴史を見ていても、自分の立場の歴史を考えず父や祖父と同じことをやって、同じ失敗をしている人々がたくさんいます。

 

例えば一例をあげると、中世の場合はやられたらやりかえす、これが日常茶飯事的に起

 

きています。領土を取られたら取り返す、過去の歴史を振り返らず自分の今の状況だけで行動しています。

 

その繰り返しをしていると人命も領土も産業もロスをしてしまい、結果的に第三者にかっさらわれています。

それに気が付いて歴史を振り返り考えを改めた人物の小話をします。 

 

歴史を振り返り戦うことをやめた人物 

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<登場人物>

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カドワラドル
7世紀のブリタニア時代最後のウェールズ王。

 

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ナレーター
たなかあきら?

こんかいのキャラクターはここで作りました。

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7世紀のウェールズにカドワラドルという人物がいました。カドワラドルはウェールズの王子でしたが、父王が亡くなってから簒奪者カドファエルに国を奪われてカドワラドルはフランスに逃れました。


カドワラドルはカドファエルを倒してウェールズを取り戻すチャンスを伺っていました。兵を集め、いよいよ討ち入りへ出発!という時にカドワラドルはふと考えました。

 

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このまま復讐をしても良いのだろうか?反逆者カドファエルを倒すことが本当に人々のためになるのだろうか?

 

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カドワラドルは自分の祖先を振り返ってみました。

 

 

 

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なんと、復讐したらその子供がまた復讐し返されている。
領土を奪えば奪い返される、そんな事ばかりやっているぞ。

 


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そうです、カドワラドルは100年ほど前のアーサー王伝説を思い出していました。魔法使いのマーリンは、ヴィルティゲルンという人物に、「王座を放棄すれば将来国はお前の元に戻るだろう」と言いました。


しかし、ヴォルティゲルンはマーリンの助言を無視して当時の王であるコンスタンス二世を攻めて王座を奪ったのでした。


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その後はヴォルティゲルンの天下もつかの間、コンスタンス二世の弟であるアンブロシウスに復讐されました。ここから悲劇が始まります。

 

アンブロシウスはヴォルティゲルンの息子ヴォルテイマーに復讐され、ヴォルテイマーはアンブロシウスの息子、アンブロシウスJrに復讐されます。そうこうしている隙を見て、アングロサクソン族がやってきて領土を大きく侵略されていましました。

 

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しかないので、アーサー王が登場しエクスカリバーを振りかざしてアングロサクソン族をやっつけたのでした。

 

 

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ワシはヴォルティゲルンとまったく同じ立場だ。ワシがヴォルティゲルンを倒したらその後、また復讐が繰り返される。アーサー王が再び出るとは限らないし、王の座を奪回するための戦いはやめておこう。

 

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王座を諦め、代わりに人々の平和を願いローマ巡礼をするなど聖人の道に進みました。
このカドワラドルの平和を願う決断を聞いて、ウェールズの人々は心を打たれます。
ウェールズの人々はカドワラドルを英雄視して団結し、その後カドファエルを引きずり下ろすことに成功したのでした。


おしまい。

 

最後にまとめ

 

新しいもの、目の前で変化するもの、どんどん世の中のスピードが速くなってそちらに気を取られがちですが、自分の身の回りで起きていることの歴史、いきさつを知って行動するだけでも大きな得があると思います。 

歴史のないものは何もない、全てのモノには歴史がある。歴史を知らないで行動すると損しますよ。

 

 ※この人が書きました

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最後まで読んでくださり有難うございました。 

 

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