皆さんこんばんは! ウェールズ歴史研究家、たなかあきらです。
ま、いろいろありまして、出稼ぎ勇者というシリーズを書くことになりました。
今回の話は、昨日の投稿記事で、
ラーメンとギョーザとチャーハンのセットを頼んで
ラーメン男、ギョーザ男、チャーハン男を連想して、
話のネタを思いつくに至ったのでした。
今回の「出稼ぎ勇者」は、コナンという人物を取り上げます。
名探偵コナンや未来少年コナンではありません。
古代ウェールズで活躍した、コナン・
昨日の記事からすると、チャーハン男であります。
・チャーハン男
脂っぽくてねちっこい、と思いきや、パラパラと冷静に割り切った行動もできる人物。
⇒策略を練り野望をもっていたが、カラドグに諭され態度を急変。司令官に従った男。コナン。・ラーメン男
なが~くその地を治めていて、年期の入ったいぶし銀のような人物。
⇒北ウェールズの首長を代々務めていた、いぶし銀の男。エウダヴ。・ギョーザ男
事をうまく包み纏める、真実も包んでその場を過ごし、後でうまい想いをする。
⇒エウダヴのアドバイザーで、幾度のピンチを機智で切り抜けた男。カラドグ。
出稼ぎチャーハン男のやったこと
チャーハン男、コナンは目立たなくて歴史には殆ど登場しないけど、
ヘェ〜
フランスのブルターニュ地方あるだろう。ブルターニュは昔、
この辺り
そう言えば、えぇっと、、、
ブリタニア。
古代イギリス、ブリテン島一帯にあった国の呼び名さ。
ブリタニーって名前はコナンの出稼ぎと、
そうなんですね!
教えてください!
用意周到のチャーハン男
当時のブリタニア。(赤いところ)
コナンの叔父エウダヴは、現在のウェールズ(地図の西側)に勢力を持っていた。
(※エウダヴは昨日の記事からすると、ラーメン男)
当時ウェールズ付近を治める、長く力を持った首長の一人がコナンの叔父エウダヴだったんだ。コナンは密かに、叔父の後継を狙っていたんだ。
ライバルは多くいたんでしょうね。
いや、いなかったよ。叔父には息子もなく、ライバルはいなかったんだ。でも、
何をやっていたんですか?
この時、コナンは戦いではなく、
自分の娘は北部(現在のスコットランド付近)に嫁がせたんだ。
そして、自分は叔父の後釜になれる時期を待っていたんだ。
なんと、用意周到というか、抜け目ないというか。
それで、後継できたんですか?
とある人物が出現して、叔父エウダヴはハイハイと、
コナンはガッカリですね。怒らなかったのですか?
逆上するコナン
「話が違うじゃかいか? おのれ〜やっつけてやる!」
怒り心頭のコナンは、その人物に戦いを挑んだんだ。
それで、それで。
挑んだその人物が、いけなかった。
相手が悪かったなあ。
「コナンくん、やめといた方がいいですよ。
「うるさい! マグヌスやつ、許せん!」
、
カラドグというアドバイザーに諭されたものの、それを振り切って意気込んだんだ。でも、やはりはが立たずコナンは完敗したんだ。
(※カラドグは昨日の記事では、話を包み込むギョーザ男)
「コナンさんよ。ほら、言わんこっちゃない。マグヌス閣下と仲直りしといた方がいいぞ」
「カラドグさん、分かったよ」
「マグヌス閣下、参りました。その勇士、感服しました。このコナン、マグヌス閣下のしもべとなり、
あれれ〜コナンはコロッと態度を変えたんですね。
カラドグにも言いくるめられたようだけどね。しかし、これがコナンの人生を変えたんだ。
出稼ぎに出て儲けた
これは良いチャンスだ。ブリタニアでは、おれは領土を広げれない。
「ははっ、マグヌス閣下。喜んで、お供します! どこ攻めましょうか?」
「うむ。西ローマ皇帝グラティヌスの評判が悪い。
「はっ、畏まりました」
ふふふ、面白くなるぞ。
海を渡って西ローマ帝国にせめこんだマグヌス軍。
マグヌスもコナンも凄いことを、やりましたね。
それで、コナンの狙い通りにおこぼれを頂戴できたんですね。
「コナンくん、ご苦労であった。褒美に何処か好きな領土を授けよう」
よしっ、来た!
「それでは、我が領土コーンウォールに近い、この地を下さいませ」
と言う訳で、
コナンの子孫も代々ブリタニーの王を務め、コナンはフランスに出稼ぎにいって儲けた、という訳だ。
最後に
コナンはやりましたね。コナンのブリタニーの影響か、
以上、
チャーハンより思いついた、コナン
ラーメンから思いついた、エウダヴ
ギョーザより思いついた、カラドグ
それを平らげて偉くなった、マグヌスの話でした。
出稼ぎ勇者、第一話はこれ
さて、次回の「出稼ぎ勇者」は、現在のドイツからやって来て、
今回の話は、以前の記事を大いに参考にしています。
最後まで読んでくださり有難うございました。
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