「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」ですと? たたかうカムリ戦士(これまでの粗筋2)
- 2017.04.21
- たたかうカムリ戦士

自己紹介
オレ、ハウェル。中世ウェールズでケレディギオンという小国を治めているんだ。
ウェールズで親分気取りのイドワルには手を焼いているけど何とかやってるよ。これから頑張って大事をおこそうってところだな。おーい、クラドグ。
はい、弟クラドグっす~。兄貴はすごいっすよ。乱暴者で隣国を一緒に荒らしまわったんすけどね、改心してローマで法律の勉強をしたんすよ。すごい! 俺には残念ながら理解できないんすけどね・・・えへへへ
今はハウェル兄貴の気の強い嫁さんと三人で頑張ってるんすよ。
クラちゃん、なんか言った? 私はエレン。ハウェルやクラドグからは気が強い、って言われるけどそうかしら。
隣国のダヴィッド国出身でハウェルとは敵だったけど、今はハウェルと結婚して3人でうまくやってるわ。人生不思議なものね。
俺様を差し置いて、おぬしら無礼だぞ。ワシはグウィネズ国のイドワル。ウェールズ全体の主君である。ウェールズ内でワシに歯向かうものは許せぬ。ハウェル達、覚えておけよ!
イドワル君、乱暴な発言は控えたまえ。ワシは最強国イングランドのアゼルスタン王だ。ハウェルは心を入れ替え、勉学に励み国づくりを始めようとしているぞ。
君は何だね、威張っているだけではないのか?
禿げ頭ばかり気にしていると、君の地位もなくなってしまうぞ。
ハゲにハゲと言わんでください。
※上記までの詳しいあらすじ(第6話~第11話)
ウェールズの当時の国々
予期せぬ出来事
今回は第12話~第18話までの粗筋になります
イドワルって嫌なヤツ!
今回もアゼルスタン様がはっきり言って下さって、スッキリしたわ。
「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」よ。
イドワルは兄貴がローマに勉強しに行っている時、留守を良いことにオレ達を脅して権力を拡げようとしたんすよね。
でも、クラちゃんを少し見直したわ。昔だったらカッと暴れてたのに、よくイドワルと戦わずに我慢したわね。
えへへ、テレるっす。ハウェル兄貴から、決して戦うなと言われてたからすね。
2人とも苦労をさせて済まなかった。
それにしても、予期せぬ様々な事が起こったな。
本当っすね。変化が大きく驚きっすよね。
エレンの父ラワルヒ殿は気の毒だった。これからと言う時に、病で倒れてしまって、、、その分、オレが国を守って行かないといけない。
父とはいろいろあったけど、ハウェルが心を入れ替え真面目な人間になって、父を安心させる事が出来て良かったと思うわ。
ローマで法律の勉強をしたお陰だな。
突然ローマに行ってしまって、びっくりしたわよ。風貌も変わったし。
使用前
使用後
ヒヒッ〜それは老けただけっすよね、ヒヒヒヒッ
まあ、お陰でウェールズ法を作り、国の基盤を強化できて良かったよ。
本当すかぁ〜? エレンのアネさんの気が益々強くなっただけじゃないすかぁ?
何、失礼ね。か弱き女性の立場を守る画期的な法律よ。レディーファーストよ。
トホホ、この時代から男性の肩身の狭さが始まったんすかねぇ、、、
実るほど・・・
その話題はその辺にしておいて、とにかく政治や相続、犯罪までルール化して国は纏まったのは良かった。
しかし、イドワルがイチャモンつけてきたのは誤算だった。
あのハゲ野郎!
ムカつくっすわ。やっぱり締め時ましょうか?
それもいいなあ(笑)
アゼルスタン王が言葉でイドワルを締めて下さってスッキリだわ。
しかし、ハウェル兄貴。乱暴者から落ちついたと思ったのに、また元に戻っちまったかと思ったすよ。
うむ。反省しないといけないな。
法律を作って、頭に乗っていたのかもしれない。
「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」だな。
驚いたわ。乱暴者に戻ったら、嫌味なハゲのイドワルと何ら変わんないわよ。そうなったらウェールズ法を使って、離婚よ。
ヒェ〜、アネさん怖い、、、、
ところで、英語で法律って何て言うんすか?
クラちゃん今更何を言ってるの? ローよ(law)
なるほど。法律だけに、態度も低くっすね。
※ハウェルのローマ留学
※ハゲのイドワルのプレッシャーwww.rekishiwales.com
※エレンの父ラワルヒ倒れる
www.rekishiwales.com
※これぞウェールズ法
※ふたたびイドワルの企み
※ハウェル 対 アゼルスタン
※これまでのストーリー一覧
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